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2022年7月 4日 (月)

郷土を愛すること

故郷とは・・・心安らぐ場所…回帰する場所…懐かしい場所です。だから必ずしも生まれ育った場所を指しているとはかぎりません。ただ、自分にとって原点となる場所です。自己を形成した場所です。

郷土とは、自分が生まれ育った場所と今現に住んでいる場所、自分の生活の基盤がある場所です。
郷土愛というのは、最も生々しい感情です…。複雑な感情です…。それは、親子兄弟、夫婦間の存在するような利害と直接結びついた感情です。だからこそ大切なのです。

私たちが、そこで生まれ育った人も、また、他の土地から移り住んできた人もその土地で生活していくためには、その土地を良くしていかなければなりません。

現代人は、理念や思想に振り回されすぎていると思います。肝心なのは、自分の生き様であり、自分の思いです。自分本来の想いを素直に吐露できないから辛く苦しいのです。


理論や理想で飯は食えません。人は、先ず生きていかなければならなりません。生きていくためには、時には、妥協せざるを得ない時もあります。それが現実です。頑なに自分の考えや立場に固執するのは、悲劇を長引かせるだけです。だからこそ、愛が必要なのです。自分たちが住み、自分たちを育んでくれる土地を愛し、感謝する心それが郷土愛です。


人に恵みをもたらすのは、大地です。人が、自分の理ばかりにこだわって自分を生かしてくれている天や地に感謝する心を失うことが、悲劇の根本にあるのです。それは、人間の傲慢さの所産です。自分を生かす郷土を荒廃させ、退廃させることは、いかなる道義をもっても許されまあせん。


こだわりを捨て。執着心を捨て。過去からの因縁、因習、わだかまりに囚われずに、透徹した目で今、現実を直視し、何が、今、正しくて、なにが、今、必要なのか、それを見極める勇気が欲しいと思います。

その土地に住む人には、長い歴史と伝統があります。文化…生活があるがあります。生まれ、育ち、生活をし、そして、子供を産み育て死んでいく…。郷土には、人生の軌跡があります。自分が生きてきた証があるのです。

現代では、人情がなくなったのです。それは、土地に対する愛着がなくなったからです。地域社会で人々が、助け合うこと。その互助の精神こそが、「共に生きる」ことの原点です。利害を調整することばかりが能ではありません。助け合うことこそ最も大切なことなのです。

今住んでいる土地に感謝することです。愛する事です。その感謝する気持ちがないから、傲慢になり。愛する気持ちがないから、土地を汚すのです。故郷を愛せぬ人は不幸です。例え、それが生まれ育った場所でなくとも、心の故郷を人は持つべきです。

現代人は、自分の古里を喪失しつつあります。故郷を失った代償として、無謀な乱開発、環境破壊、大気汚染、戦争、公害、人心の退廃を生み出してきました。♪ウサギ追いしあの山、小鮒釣りし、かの川~♪~と歌った心は今どこへ行ったのでしょうか・・・。

残された物は、見るも無惨な景色です。それを文明といい、それを発展というのならば、そのような文明も発展もいりません。故郷を愛する心、それこそが人類を救うのであると思います。

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