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2022年5月 6日 (金)

地域の人間関係の希薄化について

湯殿川と君橋付近
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今の社会は、個人主義の風潮が強くなっていると思います。それは人びとの意識や生き方に及ぶので、生活や社会のあらゆる側面に影響が現れていると感じます。

例えば、伝統の軽視、核家族化、利便性の志向、社会における人間関係の軽視などです。その結果、人と人の関係性が希薄になります。そのことは各個人が利益の最大化を目指すからです。

現代社会は、互いに競合する個人に分断されます。人びとや社会を分断する要因は、資源の奪い合い、経済的勝者と敗者、組織のリストラ、人・地域・経済格差などでしょう。
 
個人主義はあらゆる分野で、私化あるいは私事化を進めます。
テレビ・携帯電話などの道具のパーソナル(個人)化で、ライフスタイルにまで及びます。人と人の共同行為は個人の思い通りになりません。個々人の考えや都合が異なるからです。

それが、共同行為や相互扶助は個人ではできないことを可能にします。
その共同行為のメリットを犠牲にしながら、個人の思い通りになるパーソナル化が進み、利便性の追求が進行しています。そして、今や利便性は絶対的な価値になっているように思います。
 
利便性を追求するサービスや機械が開発され、それを購入するカネを稼ぐために、さらに個人主義を優先しなければなりません。個人主義、市場競争、利便性、パーソナル化が現代社会で循環しています。

モノが豊かになったはずの日本社会ですが、収入を増やすために、長時間労働選び、その労働時間を確保するために、家事や移動の時間を短縮する便利なサービスやモノをさらに購入する・・・という矛盾に陥っているのではないでしょうか・・・

その長時間労働は個人が地域社会で過ごす時間を奪い、地域での人間関係を希薄化しコミュニティも衰退するのです。

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