高齢者が幸せに生きていくには・・・
年を経るごとに、自己中心性が減少し、寛容性が高まる・・・
空間や時間を超越する傾向が見られるようになり、高い幸福感を得られると思います。物欲よりも精神的な成長に喜びを見いだし、ただ生きているだけで幸せを感じる境地に至ると・・・いうことです。
寿命が伸びる分、生きがいや人のつながり、助け合いの仕組みを設計しなおす必要があるかもしれません。社会と関わることで、感謝されたり、利他的になったりするから、幸福度を高められ、孤独は幸福度を下げてしまいます。
介護予防に取り組み、前向きに努力すること
これまでに多くの経験を積み、自分のスタイルを作り上げてきた高齢者にとっては、自分のことを自分で決められないのはつらいものです。
自分の好みや習慣を大切にしたり、出かけたいときに出かけたり、「誰の世話にもならず、自立して生活できること」は高齢者にとって、幸せの土台となるものです。この土台があれば、若いときより成長し円熟した精神で、心豊かに生きることもできるはずです。
自分の好みや習慣を大切にしたり、出かけたいときに出かけたり、「誰の世話にもならず、自立して生活できること」は高齢者にとって、幸せの土台となるものです。この土台があれば、若いときより成長し円熟した精神で、心豊かに生きることもできるはずです。
そのためには、自立して生活できるだけの健康状態が必要です。ウォーキングなどの体力づくりや、筋トレ、認知症予防の脳トレなど、何かしらの介護予防につながる活動は、高齢者にとっては明るい未来につながるものです。トレーニングをがんばって効果を実感できたら、その喜びでもっとがんばろうという、気持ちもわいてきます。
「体力が衰えるのに任せた暮らし」は、なかなか幸せを感じにくいものです。自分のがんばりが介護予防になり、その先に自立した生活があるという前向きな考えは、高齢者の幸福度をアップしてくれると思います。
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