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2022年5月 1日 (日)

大自然に生かされていることに感謝

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今のところ、日本では食べ物が大きく不足していませんが、食べ物を諸外国からの輸入に依存している現実があります。しかし、今、ロシアがウクライナに侵攻するという戦争で、世界中が、不安定になっています。

食べ物をはじめ、天然資源の石油・ガスなど物価の値上がりが、世界中の国々が大きな衝撃を受け、その対応が難しくしています。

今は食料輸出国のお陰で輸入できていても、これから先、農作物の生産や食べ物の供給は絶対に大丈夫といえるでしょうか。世界を見渡せば人口増加は続き、食べる人数が増えるだけでなく、地球温暖化の影響もあって世界各地で食べ物の生産方法や生産量も変化しています。
 
ところで、仏教には五つの基本の戒があり、五戒といいます。その一番目が不殺生戒(ふせっしょうかい・生きものを殺さないこと)です。「生きものを殺してはなりませんよ」ということを100%守っているかと問われて、ハイと答えられる人はいないはずです。それは、毎日の食事をみればおわかりのように、私たちが自らの命を保っていけるのは、様々な命の犠牲のお陰です。それでは、なぜ「不殺生戒」というものが定められているのでしょうか。
 
これは、「生きものを殺してはなりませんよ」という教えによって、まず私たちは他のいのちを奪っているということに気づくことと、そして人間の身勝手を抑制することではないでしょうか。
 
大自然の恵みや大勢の人々のお陰に感謝して食べよう
私たちは普段の食事の時、食前に「いただきます」、食後に「ごちそうさま」といいます。これは日本の行儀作法であったり、料理人や食事を提供くださった方への感謝という意味だけではありません。私たち人間は生きていくために、生命を維持するために実にいろいろな生命を奪ってしまっています。
 
牛や豚や鳥や魚の生命を奪い、食べています。お米や大根やお芋だっていのちがあります。船上の魚がピチピチ跳ねるのも苦しいからに違いありません。どんな生きものも死が苦しみであることは私たち人間と同じはずです。
 
このことをしっかりと認識し、食べ物を無駄にしない・・・自然の恵みに感謝をし「いろいろな尊い命をいただいて、それらの命の分、精いっぱい生かせていただきます」と、生かさせていただいているということを再確認することです。

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