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2022年4月

2022年4月30日 (土)

人間の一生「生・老・病・死」のこと

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生老病死は、ただ「生きる、老いる、病む、死ぬ」ではなく・・・
〇 生苦:生きる苦しみ
〇 老苦:老いる苦しみ
〇 病苦:病む苦しみ
〇 死苦:死ぬ苦しみ
4つの人生で避けることができない根源的な苦しみのことを意味する言葉です。そして、苦しみと言うのは「思い通りにならないこと」「自由でない境地にいること」を意味します。
 
老いることや、病気にかかる苦しみ、また人はだれでも死ぬという究極的な苦しみは、どれだけ頑張っても今の科学では乗り越えられない、「思い通りにならない」ことの代表ともいえます。
 
老化防止、病気の予防などなどどれだけ徹底しても、老病死を避けることはできません。そして、自分が醜くなること、病気で苦しむこと、死が迫ることに対する苦しみに、どんな人も少なからず苦しむのではないでしょうか。
 
仏教では生きること自体苦しみだというのです。もちろん楽しいこと、嬉しいこと、幸せなこと、それらが存在しないと言っているわけではありません。

ただ、それらの楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことはいつまでも続くわけではなく、さらにそれらポジティブな感情が大きければ大きいほどネガティブな感情、つまり苦しみを生み出すと考えます。

2022年4月29日 (金)

生きるスタンスを決める

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「人生は選択の積み重ね・・・」
生き方やキャリアにおいて大事なことは、それが「選択の問題」だというとです。自分で選択した道だということを理解しておかないと、何でも人や環境、会社のせいにして、文句ばかり言う人になってしまいます。

自分の人生は、自身の選択の積み重ねによって形成されていること・・・"ある行動をとる際の、姿勢や立場"です。「生きるスタンス」を決めることです。

「スタンス」とは1.野球・ゴルフなどで、球を打つときの足の構え方。2.ある行動をとる際の、姿勢や立場。

スタンスを決めた生き方とは
生きる上での方針・・・これはこうでしょとか、こうあるべきだろう・・・などの感覚です。それをハッキリと理解すること、ちょっと生きやすくなり、迷うことが少し消えてスッキリすると思います。
 
スタンスを決めることで、迷いが消えます。
「自分がこういう時はこの価値観を大事にして判断する」と、スタンスが決まっていれば、選択肢の多い日常も迷い無くすることができます。スタンスを決めた生き方は、力強く、自信となって生きていけると思います。そして、そこに大した判断や、悩むことはありません。なので、スッキリとした気持ちで抵抗がほとんど無いままスッと行動に移すことができます。

しかし、人生は試行錯誤の連続ということは否定できません。
あまり試行錯誤しないまま、スタンスを決めてしまうと、自分を縛ることで、色々な可能性を閉ざしてしまうことにもなりかねません。なので、色々と試行錯誤して、自分はどう生きていけば幸せなんだろう、といった部分を探していくことが大事です。つまり、試行錯誤することが大事ということです。

2022年4月28日 (木)

毎日の精進と反省

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私たちの生活はあたり前のように朝をむかえ、あたり前のように夜になります。私たちは多様化した生活の中で日々忙しい毎日を過ごしております。

忙しいとは「心を亡くす」と書くように、つい精神的に空白な日々を送りがちです。今ここに私たちは「人生は一瞬一瞬の積み重ねである。」ことを大切に生きる心が必要だと思います。

そこに、一つのことに一生懸命努力をし、邪念を捨てて正しい努力をするという「精進」の理念を持てば、きっとまごころのこもった爽やかな生活が送れると思います。
 
「積善の家に余慶あり」=(善行を重ねた人の家には、思いもかけぬ幸運がやってくるものだ)ということわざがあります。「家」を「人」に置き換えて解釈してみますと、善い行いをすると思いもかけぬ幸運がやってくることになります。善い行いをするにはやはり「努力を続けること」=「精進」が必要です。

見かえりを求めて行うことではありませんが、きっと正しい努力をすることによって、真心のこもった生活が送れるのだと思います。私たちは生活の中に「精進」の理念を大切にし、明るい平和な生活を送りたいものです。

2022年4月27日 (水)

価値観と信念について

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価値観とは、今までの自分の経験の積み重ねにより形作られます。物事に対する自分なりの価値を考え、決断するためのいわば判断基準のことです。

自分がなにを大切にして物事を判断しているのか、物事の優先順位など、どんなことに価値を見出しているかで自分の価値観を知ることが出来ます。そして、今までの自分の経験の積み重ねにより形作られます。

物事に対する自分なりの価値を考え、決断するためのいわば判断基準のことです。自分がなにを大切にして物事を判断しているのか、物事の優先順位など、どんなことに価値を見出しているかで自分の価値観を知ることが出来ます。
 
信念とは、自分が正しいと感じる物の見方や考え方、行動に繋げるための手段のことを言います。つまり、信念は自分が信じ貫きたいこと。これは、全ての人にとって正しいことではなく、あくまで自分が思う正しいことや真実を指します。
 
信念は曲げられないもの・・・価値観は変わっていくもの・・・
人それぞれの考え方という点ではとても似ている価値観と信念・・・しかし、価値観はさまざまな人との出会いや別れを通して、物事の優先順位が変わっていくのに対し、信念は自分が絶対正しいと思って貫き通したいことなので、なかなか変えることはできません。そう考えると、価値観が違うからといってすぐ人に線引きをしたりしてしまうのは、もったいないことかもしれません。

2022年4月26日 (火)

年老いても生きがいを持つこと

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人は誰でも、何らかの「生きがい」を持つことで、人生の価値や意味を見い出そうとします。「生きるはりあい、生きていてよかったと思えるようなこと」と、広辞苑には定義されています。つまり、人にとって「生きる価値や意味」を与えるものである、と捉えることができます。

年老いても「生きがい持つ」ということ 
「生きがい」という言葉の使い方としては、「生きがいを感じる」というのが一般的であり、主観的な感情を表す用語であるともいえます。従って、何を生きがいと感じるかは人によって様々であり、一概に定義できるものではありません。

人によっては「生きていく上でのはりあい」というやや消極的なものから、「人生をどう生きていくか」というその人の人生の根源ともいえるような積極的なものまで、さまざまな捉え方があります。

高齢者の生きがいの概念は、「生きるために見い出す意味や価値」と「生きていることに対しての充実感や達成感、満足感といった自分自身に見いだせる肯定的な感情」の二つの面があります。
 
そのため、生きがいを得るためには、自分自身が満足感や充実感、達成感を得たいという欲求があること、行いたいことや目標とすることがあること、生きるための価値や意味を見いだすことができ、打ち込むことのできる活動を持っていることが必要です。

2022年4月25日 (月)

地球環境を良くするには地域の環境から

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地球環境は確実に悪化しています。
現在、地球の環境はかつてないスピードで変化しています。これが好転しているのなら喜ばしいのですが、残念ながら悪化の一途をたどっています。環境をよくするために、私たち一人ひとりが、行動しなければなりません。

身近な地域環境を良くすること
タバコのポイ捨てが問題です。公共の施設など、屋内でのタバコ規制が厳しくなり、喫煙者は自宅か喫煙所、あるいは周囲に誰もいない路上喫煙禁止でない場所などで、タバコを吸わざるを得ない状況になっている?(八王子市は条例で全市内路上での歩行禁止になっていますが)そのせいか、最近になって喫煙室や喫煙所など、喫煙できる場所を増やせという意見が目立ち始めてきた。

しかし、いくら喫煙所を増やしてもタバコのポイ捨てはなくならない・・・
タバコの吸い殻に限らず、ゴミのポイ捨ては社会的に容認されない行動です。意図的にポイ捨てされるゴミ、わざと捨てられるゴミの半分以上はタバコの吸い殻です。ゴミには多種多様なものがあるが、単一のゴミとしてはタバコの吸い殻がダントツに多いです。

「タバコの吸殻一本ぐらい」がペットボトル・空き缶などを捨てることに・・・
私は「自分さえ良ければの自己中心」の考えに帰着すると思います。注意されたり、合わせたり、誰かのペースに合わせたりすることもしない、自分勝手に振る舞ってみたり、平気で、お構いなしの行為をするのです。

2022年4月24日 (日)

毎日機嫌よく過ごすには・・・

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「毎日を機嫌よくすごしたい」
毎日を幸せに・・・にこやかに、ほがらかに、機嫌よく生きたいーー。毎日を機嫌よく、に幸せを感じていたい。与えられた資質や時間、境遇などは違えど、誰の人生にも苦楽はつきものです。良いときもあれば、そうでないとき、平凡な日々が続くこともあります。

どんな時にあっても、そこにある“小さな幸せ”を見つけられたら、素敵だと思います。それは心のもち方やちょっとした工夫、考え方や捉え方しだいで、人生はいかようにも変えられるということです。

「機嫌のよさ」というのは、その人の性格ではなく、日常生活の工夫や、感情のコントロールなど、心のもち方によるもの・・・ですから、機嫌よく生きることはできるのです。

してもらうだけでなく、してあげる喜びを
人から親切にされたり、よくしてもらったり。他者から何かをしてもらえると、行いそのものだけでなく、その思いやりや気持ちに心動かされませんか。次は、あなたの番です。あなたからも、誰かの役に立ったり、助けになったりすることで、「してあげる喜び」を感じ取るのです。
 
人から親切にされたり、よくしてもらったり。他者から何かをしてもらえると、行いそのものだけでなく、その思いやりや気持ちに心動かされませんか。次は、あなたの番です。あなたからも、誰かの役に立ったり、助けになったりすることで、「してあげる喜び」を感じ取るのです。
 
夫婦が高齢・・・高齢夫婦…だけの暮らし・・・私もそうですが、近所でも結構多いです。長い時間ともにすごす相手だから、気に障ること、納得いかないこともあるかもしれません。

そんなときは視点を少し変えてみて、好きなところ、褒めたくなるところを見つるよう努めて、お互いに「褒め合い、感謝し合う」関係性つくられれば、自然と笑みがこぼれるようになるでしょう。

2022年4月23日 (土)

深刻な地球温暖化について

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地球温暖化は、主に人間活動によって放出された二酸化炭素を中心とする、温室効果ガスの大気中濃度の増加が原因です。
 
増えた二酸化炭素ですが、現在も産業の発展などに伴い増え続けており、気温の上昇に伴う水や食糧不足などが人間社会にも悪影響を及ぼしつつあります。
 
世界規模で削減の取り組みが大事で、2015年に国連気候変動枠組条約締約国会議で合意されたパリ協定では、温室効果ガスの削減について世界の共通目標として・・・
 
「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」

現在は地球温暖化の影響から、世界各地で二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの削減に関する様々な取り組みが展開されていますが、さらに影響を減らすためには各国の取り組みと、地球上の一人ひとりの、小さな取り組みの積み重ねが大切になります。

京都議定書では、排出量削減の法的義務は先進国にのみ課せられていましたが、急速に経済発展を遂げた途上国の排出量も急増しています。
 
パリ協定が二酸化炭素など温室効果ガスを削減するための共通目標として最も画期的である点は、途上国を含む全ての参加国に排出削減の努力を求めていることです。
 
地球温暖化…は、世界の国はもちろん、この地球上に暮らしている、一人ひとりが意識していかねばならない問題と思います。各国の具体的取組と、教育にあると思います。安心して地球上で暮らせ、未来に繋ぐことです。

2022年4月22日 (金)

先が見えない時代

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現代は、テクノロジーの進化によって、あらゆるものを取り巻く環境が複雑さを増し、将来の予測が困難な状況にあることから、「VUCA(ブーカ)時代」と呼ばれています。
 
「・・・先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態・・・VUCA」とは、次の4つの単語の頭文字をとった造語です。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
VUCA時代にはどのようなことが起こるか?
想定外の出来事が次々と起こる…経済やビジネス、個人のキャリアに至るまで、ありとあらゆるものが複雑さを増し、将来の予測が困難な状態にあります。

何と言っても、ロシアのウクライナ侵攻で世界中の国々まで影響していると言えます。どう収まるか?一言で収まり方は、不透明と言えるでしょう。

そして、様々な国の政治の先行きが不透明であり、今までやってきたことやスタンダードだと思われてきたことが、ここにきて崩れていっているような気さえします。さらに、新型コロナウイルスの流行や、地球温暖化に伴う気候変動や異常気象、台風や自身といった災害など、予測が困難な事象が次々と起こっています。

また、日本や先進国では、少子高齢化が深刻な問題として取り上げられています。働き方においても、従来の日本の企業では当たり前だった終身雇用や年功序列といった制度もなくなりつつあり、人材の流動性も高まっています。

これらの事象が今後、世界や日本社会、個人にどう影響を及ぼしていくか、すべてを見通すことは難しいでしょう。

時代についていけない

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私たちの身の回りでは、時代の流れとともに様々な変化がおきるものです。先の見えないことへの不安や、いつもと違う生活にストレスを感じてしまう人もいるかもしれません。

自分が納得できる方法を見つける
一から新しい業務や課題等を始めるとき、失敗を恐れて中々手が進まず、気付いたら従来のやり方のままになってしまうこともあるでしょう? 人からやり方を教えてもらっても、自分が納得できていなければ、現状を変えることは中々難しいものです。

従来のやり方では不安
一から新しい業務や課題等を始めるとき、失敗を恐れて中々手が進まず、気付いたら従来のやり方のままになってしまい・・・人からやり方を教えてもらっても、自分が納得できていなければ、現状を変えることは中々難しいものです。

時代はどんどん変わり、ついていけない現実・・・
全ての物事に確かな正解はありません。また、やみくもに全てを変える必要もありません。新たなことを始めるときは、自分なりのやり方を模索し、行動してみることが大切です。今まで自分が培ってきた経験や価値観を取捨選択して、自分が納得できるやり方で行動することです。

2022年4月21日 (木)

自分の生き方に責任を持つ

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自分の生き方に責任を持つ・・・
よく自分は一人では何もできない、自分の考えを言えないという人がいますが、そのような人は自分の生き方に責任を持っていない人…持つことのできない人…だと思います。

自分の人生に対する責任とは人それぞれですが、どんなに苦しく、つらい状況にあっても自分の身は自分で守らなければ、だれも守ってはくれないのです。

苦労やトラブルを減らしたいなら、自分の人生に責任を持って生きることです。発した言葉にも・・・仕事の結果も・・・判断も決断も・・・人生の生き方も、自分の責任・・・たとえ衝動的な行動も、自分の責任と考えることです。

責任を持つと意識すれば・・・真剣になれます。
曖昧でいいかげんなことができなくなり、責任意識すれば、態度・言葉遣い・生活習慣など、広く波及します。きりりと引き締まった生活になり、健康意識が高まり、食事や運動を気遣うようになります。
 
責任の重圧は増えますが、大きなトラブルが起こる可能性は低くなります。責任を持って生きるのは大変ですが、何事も慎重になるため、かえってトラブルが減るのです。

なぜなら自分に責任を持って生きるためには、自己主張が必要だし、八方美人的な生き方はできなくなるからです。これは意識的にそうなるのではなく、自分に責任を持とうとすれば生き方が変わらざるを得ないと言うことです。

責任を受け入れることで、人生の標識になるので、迷ったときでも、自然と正しい生き方を選べるようになります。自分に責任を持って生きることは一時的には苦しくなるときもありますが、最終的には生きることが楽になります。

2022年4月20日 (水)

人生をよりよく生きる

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「人生をよりよくいきる」を考える
1  幸福のバランスを整える
自分が「幸せだ」と感じる状態になるには、「人生を楽しくさせる要素」をバランスよく保っていることが、大事です。たとえば仕事、健康、人間関係、家族、お金、自分の時間、住環境など・・・これらをバランスよく保っている人は、幸せを感じると思います。
 
2 自分の目標に向かって歩いていく
大事なのはバランスで、どれか重要なものがひとつでも欠けたり、逆にどれかひとつだけ埋まったとしても、満たされない気持ちは生まれてしまいます。また、人は日々変化していくものです。

いまは「幸福のバランス」を保っていても、仕事が物足りなくなったり、体に支障をきたしてくるということが起こり得ます。目標を持って「幸福のバランス」を整えられることが、自分の人生を楽しくすることにつながっていきます。

3  自分の環境とそばにいる人を見直す
人は独りでは生きていけません。仕事なら同僚や仲間、家族ならパートナーや親、自分の趣味を理解してくれる友人などがいて、自分の人生はより豊かになっていきます。
 
同時に、人は環境や周りにいる人に、大きな影響を受けるものです。意地悪するイヤな人と一緒にいても、不幸になるばかりです。逆に一緒にいて心地よく、尊敬できる人のそばにいられるのは、これ以上ない幸せでしょう。

4 物事の見方を変えてみる
ネガティブに物事を考えていると、いいことまでネガティブに捉えてしまいがちです。物事の考え方は、見方ひとつで大きく変わります。大事なことは、今すべきことを一生懸命こなすことです。
 
今の自分が、将来の自分を作ります。あまり先のことを考え過ぎて、悩みすぎないようにすうることです。人生を前向きに捉えて、一日一日を楽しく過ごすことが大切です。
 
○ 自分の人生は、自分のものです。自分が好きだと思う場所で、好きな人と、好きなように生きていいのです。

2022年4月19日 (火)

社会貢献について

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「社会貢献とは?」
個人でもできる身近な社会貢献活動は何がある?
特別な活動に参加しなくても、ゴミを拾う、日々のちょっとした行動も広い意味での社会貢献活動です。

社会貢献する気持ちを自然に引き出す
昔の地域社会では、「顔が見える関係」が、自然に公共の心を育んでいました。今日では、昔のような地域社会はなくなった代わりに、顔見知りの間で、ちょっとしたあいさつなど意識的に声を掛け合うことで、次第に心が通い合うつながりの輪をつくることができます。

そのような小さな輪を、地域、職場などでたくさんつくっていくことで、社会貢献する気持ちが自然に育ちます。日々の暮らしの中で多くの人が助け合うために、気負わずに行いたいものです。日常生活でのアクションによってハッピーが広がっていけば、世の中はもっと楽しく、住みやすい社会になっていくと思います。

社会貢献活動と密接な関わりのあるキーワードとしてSDGs(エス・ディー・ジーズ)が注目されています。

この目標では、2030年までに貧困や紛争、気候変動など社会が抱える大きな問題を開発し、“誰1人取り残さない・・・”世界の実現を目指しています。17のゴールから構成されたこの国際目標は、もちろん日本としても積極的に取り組んでいます。

2022年4月18日 (月)

戦争と平和について

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平和の反対は戦争でしょうか?
「違います」平和ならざる状態です。聞けばそのままのようですが、その意味は「戦争のない状態が必ずしも平和とは限りません。」

それは、戦争がなくたって、人として持つべき最低の権利をもっているか、不公平がないか、社会的暴力がないか、これらをすべて考えた上で平和な状態かどうか判断できます。

その中の社会的暴力についてですが、これは社会的に不公平があり、その人の潜在的人格を発揮できないまま生涯を終えてしまうことがあれば、そこには暴力があったといえるでしょう。

その暴力とは、個人的な暴力とはもちろん違い、主語がわからない、見えないものです。その社会からなる構造的暴力に侵されず、調和がとれて、そして、戦争がない状態であって初めて平和といえるということです。

戦争と平和論
「戦争とは独りよがり行動、平和とは相手を思いやること」「共存・共生の精神が世界を平和になる」ということです。

「共存共栄」の意味は次の通りとなります。
(1)互いに助け合って生存し共に繁栄する事。
(2)二つ以上のものが争う事なく共に生きて共に繁栄する事。
(3)これまで別々のものが互いに支え合い一緒に生きる事。
(4)「きょうそんきょうえい」とも読む。

”共存”は「互いに助け合い生存する」「二つ以上のものが存在する」、”共栄”は「共に栄える」「自他共に栄える」で、これまで敵同士であったり或いは関係がなかった者同士が共に助け合い栄えるのが「共存共栄」です。

お互いの利益が一致したり、或いは苦肉の策として力を合わせる場合もあるのでケースバイケースですが、それでも「共存共栄」は国際関係から政治経済や文化など様々な場で用いられる言葉になっています。

それだけ便利で使い勝手が良いからですが、最近では東京と地方を結んだり、新しい街づくりとして「共存共栄」がメディアで登場するようになっています。また、大企業と中小企業の「共存共栄」や企業理念としての「共存共栄」も大変多い形です。

2022年4月17日 (日)

予測の不可能な時代

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VUCA(ブーカ)・・・の時代
VUCAとは、一言で言うと予測の不可能「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。

元々は1990年代後半に軍事用語として発生した言葉ですが、2010年代に入ると、昨今の変化が激しく先行き不透明な社会情勢を指して、ビジネス界においても急速に使われるようになりました。

VUCAは、下の4つの単語の頭文字をとった造語です。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)

想定外の出来事が次々と起こる。VUCA時代にはどのようなことが起こるか?戦争(今、ウクライナへのロシヤが侵攻)などや、環境破壊、貧困・格差の問題、精神の荒廃等の諸問題が地球上を覆っていいます。今までのたこつぼ型の一つの規律では問題解決は難しくなっています。
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領土争いや分離・統合問題が台頭している現在、長く広い視野で歴史を考えることは、大事なことであり、国民・国家や民族の将来に生かされるでしょう。もし本能により戦争が起こるのならば、戦争は人間の宿命であり、平和への努力は無意味になってしまいます。
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そもそも戦争とは、集団的な争いのことであり、個人間の争いは戦争とはいえません。さらに個人間の争いにおいても本能のみで争うのではありません。
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人間は共同、協力、利他を好み、だからこそ現在まで存在し繁栄してきたのです。戦争の原因を見つけ出し、それを取り除き、繁栄してきた様々な要因をもう一度見つめなおす必要があると思います。

2022年4月16日 (土)

自然が季節の移り変わりを教えてくれる

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花は咲いては枯れ、そしてまた新しい花が咲き、季節が流れていきます。葉っぱは、春に新緑の本当にきれいな緑で芽を出し、夏に力強い燃えるような緑になり、秋が来る頃には、虫にたくさん食べられて穴があき、そして紅葉して落ちてきます。
 
年のせい?私は、片倉城跡公園の森をながめて見ると、季節の移り変わりは、早く感じられるます。
 
   新緑は  目の薬になる  神授かな
 
   春山に  白い帽子や  二人連れ
 
   白き富士 高尾の山と  緑の二の丸

   水ぬるみ 鯉の群れにも 勢いづく

   下手だった 鶯の鳴き方 上手なり 
 
   水ぬるみ 白鷺の羽音 威勢づく    

 こんな愚作な俳句を考えながらか、近所の片倉城址公園を散歩しています。

ボケたらあかん 長生きしなはれ

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<中風寺>京都府南丹市美山町豊郷作・天中新一郎さん
<昭和62年(1987年・当時94歳)朝日新聞に投稿>
 
-ボケたらあかん 長生きしなはれ-
 
年を取ったら 出しゃばらず 憎まれ口に泣きごとに
人のかげ口 愚痴いわず 他人のことは 褒めなはれ
聞かれりゃ教えてあげてでも 知ってることでも 知らんふり
いつでもアホでいるこっちゃ
 
勝ったらあかん 負けなはれー
いずれはお世話になる身なら 若いもんには 花持たせ
一歩さがって ゆずるのが 円満にいく コツですわ
いつも感謝を忘れずに どんな時でも へえおおきに
 
お金の欲を捨てなはれー
なんぼゼニカネあってでも 死んだら持っていけまへん
あの人はええ人(おひと)やった 
そないに人から言われるよう 生きてるうちにバラまいて
山ほど徳を積みなはれ
 
というのは それは表向きー
ほんまはゼニを離さずに 死ぬまでしっかり持ってなはれ
人にケチやといわれても お金があるから大事にし
みんなベンチャラいうてくれる 内緒やけれど ほんまだっせ
 
昔のことはみな忘れ 自慢ばなしはしなはんなー
わしらの時代はもう過ぎた なんぼ頑張り 力んでも
体がいうこと ききまへん あんたはえらい わしゃあかん
そんな気持ちで おりなはれ
 
わが子に孫に 世間さま どなたからでも 慕われるー
ええ年寄りになりなはれ ボケたらあかん そのために
頭の洗濯 生きがいに 何か一つの趣味持って
せいぜい長生きしなはれや

2022年4月15日 (金)

平気でゴミを捨てる人

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「平気でゴミを捨てる人」
私はゴミ拾いをしています。なかなかゴミが減らないので、八王子市や保健所などから、注意看板をもらって貼り付けています。

八王子市では歩行禁煙の条令があるのですが・・・
一流大学を出て、一流企業・公務員などに勤めている人もいるでしょう。立派に仕事をしておられる方もいるでしょう。しかし自分の事しか見えない(考えない)人間が多い・・・マナーのない人がいるのです。
 
町が汚れたら、美観はもちろん、犯罪は「割れ窓理論」から、犯罪が起こります。町が汚れたら、「役所でやればいい」税金を払っているのだからという、考えのひともいるかも知れません。
 
通勤時間に、ゴミを拾っている目の前で、中年のサラリーマンがタバコの火がついたまま捨てていったので、「ちょっと待ってください、私がゴミを拾っているのに何故捨てるのですか?」と言ったら、「電車がすぐ来るから」・・・と逃げるように立ち去ったいきました。
 
この人、何処かの一流企業の課長?役所の部長?頭は良くて、仕事は出来ても、「人間の基本的な生き方」知らない、“しつけ”が身についていない?昔でいう片端(かたわ)人間だと思います。
 
人間としての資質が問われます。子供ころの親のしつけが悪かったのでしょうが、「人間失格」だと思います。いずれにしても、「自分さえよければ・・・私のは関係ない・・・」と思う人間がゴミを無意識に捨てるのです。「守ろうよみんなの好きな町だから」の看板は空しく見えてしまいます。
 
スイスの教育学者のペスタロッチの逸話・・・「ガラスの破片を拾ったペスタロッチの心 」・・・スイスのある町に、一人の老人がやってきました。そして、まだ舗装されていない通りで、子どもたちが遊んでいるのを、ニコニコして眺めています。そして、ときどき身をかがめては、なにかを拾ってポケットに入れています。
 
こういうことが、何日か続いたある日、とうとう、警官がそばにきて、「いま、なにか拾ったようだが、見せてくれないか」、「これは、見せるようなものじゃありませんよ」
 
といって見せたがらないので、いよいよ怪しいと思った警官が、手をポケットに入れそうにしたので、その老人は自分でポケットの中のものを手の上にのせました。
 
「なんだこれは。ガラスの破片ではないか、こんなものを拾ってどうするのかね」その老人は、子どもたちのほうを指さして・・・
 
「はだしの子もいるし、ころんでヒザこぞうや手をつく子もいるので、あぶないと思ってね」あいかわらず、おだやかな語調で、にこやかにしている老人に、「もしや、あなたはペスタロッチ先生ではありませんか」と聞いた警官は、「ええ、そのペスタロッチです」と、静かに答える老人に、ふかぶかと、おわびの礼をするのでした。

これは、愛による新しい教育論を説いて、それを実践し、「教育の父」といわれた、スイスの教育家ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチの、ある日のエピソードです。

2022年4月14日 (木)

完璧ということはない

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完璧という意味は、完璧「璧(へき)」は平らで中央に穴のあいた宝玉のことで、完璧は「傷のない玉」が本来の意味です。
 
完璧を書く際『壁(かべ)の字を用いて「壁(かべ)の字を用いて「完壁」』と書かれることが多い。完璧の「ぺき」が「玉」を意味したと覚えて置けば「、」を忘れず、完璧な「完璧」の字は書けます。
 
昔から「水清(きよ)ければ魚(うお)住まず」・・・と言う諺があります。
「孔子家語(こうしけご)」(孔子の言行や門人との問答を録した書)にある言葉 また日本でも江戸時代の寛政の改革(松平定信が行った幕府の改革)があまりにも厳格だったためそれを嘆いて・・・

はやった狂歌「白川の清きに魚は住みかねて、もとの濁りの田沼恋しき」と歌われました。これは水があまりにもきれい過ぎると、かえって人が寄ってこなくなります。 
 
何事も、程々が大事と言う意味から、生真面目な出来のよい人間ばかりでは息が詰まってしまう。「清濁併せ呑む」つまり「良いも悪いもいろいろなタイプの人も受け入れる事の出来る、自分に変わってみることが大事で、努力することで世の中うまくいくこと」です。

2022年4月13日 (水)

持続可能な開発と人間の考えと行動

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ロシアによる激しいウクライナ侵攻が続いています。
そして、国連で2015年にSDGsが採択されて以来、初めて起きた「戦争」(ロシアが、ウクライナに侵攻)です。何とか早く終わらせて欲しいものです。戦火で失われる命や信頼関係、生活基盤、自然環境の破壊ははかり知れません。また「SDGs」の問題は深刻な状況です。

「SDGs」とは
なんだか難しそうで、よくわからないという人もいると思いますが、SDGsは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」という英語の略です。「このままでは地球を次世代に受けつぐことはできない」という危機感のもとに、2015年9月に国連で採択された、2030年までにより良い未来をつくるために決まった17個の目標のことです。

SDGsと戦争は、これから生きていく人間は、真剣に考えならなけばいけない問題・・・貧困や飢え、不平等、不健康、環境汚染など多くの問題が、現在進行形で世界中にあります。そうした問題を解決するための目標がSDGsなのですが、達成をさまたげる大きな要因のひとつが戦争です。

戦争は多くの人の命を奪うだけではなく、貧困をもたらし、不平等を推し進め、環境を破壊するのです。地球環境のバランスがくずれ、未来の地球に、いまのように住めなくなる可能性が出てきています。

2022年4月12日 (火)

「生きていられる」わけ・・・

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「生きていられる訳を考える」
殆んど人は漠然と生きていて、生きていられることを考えていない・・・生きていることが当たり前になってしまっているからです。
 
そして、いつも通り明日が来るということ…毎日ご飯が食べられること…手足を自由に動かすことも当たり前になっています。当たり前のように明日の予定を立てたり、1ヶ月後、半年後まで予定を入れています。
 
しかし、よくよく考えてみると
今私たちがいるのは、両親が産んでくれたからであり、その両親も同じように産まれてきました。命が脈々と私にまで繋がっているからです。そして、ここまで育まれてきたのは多くの人に支えて貰ったからです。さらに米や野菜、牛や豚とあらゆるいのちを頂いて生きているのです。

多くの命のおかげで生きているのに、それを忘れて当たり前にしている自分がいた・・・。また、生を受けたということは必ず死が来る、自分も死んでいくということも、すっかり忘れて生きていた・・・。本当は当たり前ではない世界にいるのに、お蔭様(感謝の心)ということを忘れてしまっている・・・。
 
だから、今自分が幸せということが分からない・・・当たり前ではないこと、お蔭様ということを今一度見つめ直さなければいけない・・・と思います。

2022年4月11日 (月)

85歳からどう生きる

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【85歳からどう生きる】
たしかに、現在のアンチエイジング医療の進歩は目覚ましいものがあります。しかし結局、それが可能なのも、80歳くらいまでのことでしょう。85歳を過ぎれば、必ずみな老いていきます。老いを完全に止めることはできないのです。

「人生100年時代」が目前に迫った私たちは、今「老い」を考えることが求められていると、私は思っています。

どんなに抗う(あがらう)とも、老いを受け入れざるを得ない時期が、80代以降に必ずやってきます。それなのに、いつまでも若さを求めて老いと闘っていては、結局、挫折感しかもたらさないのではないでしょうか。80代になり、85歳を過ぎたくらいからは、誰かの手を借りることも多くなってくると思います。

そのときこそ、ありのままの自分の老いを、受け入れる時期と考えたほうがいいでしょう。そうでなければ、その後の15~20年ほどに延長した「老いの期間」を生きていくことはとても辛いものになってしまいます。
 
寿命が100歳近くにまで延びていくと、寝たきりで老衰で亡くなるというケースが一般的になっていきます。誰もが高い確率でそのような晩年を迎えるのですから、「老い」を忌避して生きていくことのほうが不自然なことです。
 
85歳を過ぎようと、老いた自分に失望したり、「老い」を嫌悪したりする必要はないのです。むしろ、大病で命を落とすこともなく、事故にあうこともなく、天寿をまっとうしているからこそ、老いに直面していると考えてもいいのではないでしょうか。

85歳を過ぎたら、老いていく自然の成り行きを受け入れる時期と言えるでしょう。私は、老いに抵抗したり、闘い続けることではなく、85歳でも、何か「生きがいを持っ」ことが大事と思っています。

2022年4月10日 (日)

町会の問題について

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現下…町会の問題で、少子化・高齢化・住民の町会の必要性の希薄化が増してきていると思われます。

町会運営の基本理念と基本的考え方は「明るく豊かで住みよいまちづくり」の実現です。
これを実現するためには、会員自らが町会活動の必要性を認識するとともに、少子高齢社会に対応するための意識変革を行い、自覚を高めることが何にも増して求められます。

問題点・・・【少子高齢化に伴い役員に高齢化と後継者がいない。】
対策は・・・① 一人一役制・・・責任を持って、町会長に補佐する。
      ② 後継者を育てる。
      ③ 町会の必要性をPRする。
【町会運営の基本理念】
(1)安全・安心な地域社会の実現
「安全・安心」な地域社会を実現するため、従来以上に地方公共団体や関係機関等の連携強化に努めることに加え、会員自らが「安全・安心」な共同体をつくり上げるための意識を高め、少子高齢化の進展を念頭に置いた上で、町会の活動に参加する等自助努力による活動を実践することが肝要です。
 
(2)助け合いと優しさ・思いやりの心構え
町会事業計画の基本方針では、最重点として「会員相互の和と助け合い」が掲げられているとおり、「助け合いの精神」が町会活動の基本です。今後の少子高齢社会では、従来にも増して助け合いの精神を共有し、「優しさ」や「思いやり」を具体的形として表わすことにより、従来以上の「町会活動」が可能であるものと考えます。
 
(3)ルール遵守の徹底
町会や地域共同体のルールやマナーは、住み良い街づくりのためにその地域特有性を加味した最低限の規定であるが、ゴミ等環境関連で必ずしも守られているとは言えません。会員それぞれは、まちづくりの環境整備のため、また、他会員の迷惑にならないようにルール遵守に努めるとともに、町会としても機会をとらえ周知啓発に努めることが重要です。

2022年4月 9日 (土)

「今を大事にする」とは・・・

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私たちは、過去には戻れず未来は思い通りにはいかないと分かっていても、過去を悔やんだり未来に大きな期待を寄せることがあります。

けれども今やらなければいけないこと、今行かなければいけない場所などに日々追われており、現実的には「今」を生きる以外ありません。「今を大事にする」ということです。

今を大事にするには・・・どうすればいいのか?
「今を大事にする」とはつまり、何をすることなのか・・・。その方法をはっきりと理解して実践することです。自分では、大事にしているつもりだけれど本当に大事にできているのか実感がない、という方も多いかもしれません。

「今という時間をしっかり意識する」ということ
目の前のことに集中することです。過去の失敗や過ちをつい後悔してしまいますが、今まで生きてきた道やもうすでに起きてしまったことを変えることはできません。過去を悔やむ時間は、同じことを繰り返さないために「今」をどう生きるかという時間に費やす方がいいです。

2022年4月 8日 (金)

本当に優しい人とは・・・

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「本当に優しい人」だと思える人ってどんな人?また本当の優しさってなんだろう?

相手を想い、行動できる人になるために考えること・・・
優しい人は、自分自身は気を付けているわけではなくても自然と行動ができています。優しい人に見られる特徴と、ぎこちなさもなく、押しつけがましくもない「本当の優しさ」を意識づけている…人です。
 
そして相手側の立場に立って物事を考えることができる人は、相手の嫌がることはしない。優しい人は相手の気持ちを常に考えることができます。そのため、「こんなことされたら嫌だろうな…」ということを相手の立場になって考えるので、その人が不快だと思うことや嫌がることはしません。相手の気持ちを先に考えて行動ができるのです。
 
優しい人は相手の気持ちを常に考えることができる
そのため、「こんなことされたら嫌だろうな…」ということを相手の立場になって考えるので、その人が不快だと思うことや嫌がることはしません。相手の気持ちを先に考えて行動ができるのです。
 
自分がされて嫌なことはしない
「相手に立場に立って物事を考える」ことを急にやろうとしても難しいです。何か相手に行動を起こす際に、「自分がされたらどう思うのかな…」ということを考えて行動をしてみるようにする。自分に置き換えて考えると、自然と相手の嫌がることをしないようになります。
 
その人の苦手な部分をさりげなくフォロー
誰にでも苦手なことはあります。苦手としていることをフォローしてもらえたら嬉しいものです。それも、「やってあげた」という感じではなく、さりげなく助けてあげられるという姿はとても素敵思えます。

2022年4月 7日 (木)

人が幸せと感じる生き方

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「自分は何のために生まれてきたんだろう?」・・・私は、年齢を重ねる度に思います。幸せに感じることは何か?私の「居場所を快く思える場所づくり」が大事だと思います。

健康維持のため、毎日地域を歩くようにする・・・知っている人と出会ったら、にこやかに挨拶することを心がける。それだけでぐっと、”ホッとする”ものです。近所の人に、声をかけ・・・普段支えてもらっている人に、こまめにお礼を伝えたりすると、相手の笑顔に・・・自分も幸せを感じます。

年をとると、歩く速さ…記憶力…は、確かに落ちることを実感しますが、今いる場所をそっと温めるように、大切にすることです。「場所や空間の心地よさを育てる」それが、何のために生きる?自分の役目と居場所の作りであると思います。

 
人は、よく会う人や頻繁に行く場所に親近感を抱くもの・・・
私は散歩をして人に出合ったら、小さな子供からお年寄りに、挨拶するように心がけています。毎日、同じ散歩コースを歩くと、知らなかった人も顔見知りになって会話を楽しめたり、いつも同じ顔を見つけてホッとするように、だんだんと自分の居場所になっていきます。

その場所に通う事で、心地よさを育てる感覚。そう考えるとワクワクします。自分の好きな場所の心地よさを育ててる・・・「今」を楽しめる人がいることに感謝しています。私は、感謝の心で地域の清掃活動をして・・・毎日が充実いているような気がします。

2022年4月 6日 (水)

時間は有限・・・

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「時間は有限」人は歳を取れば取るほど、時間の有限性を強く意識するようになります・・・「長くて100年間しか生きられない」と意識すると「100年間をどのように割りふれば、人生全体としての幸福・価値が最大化されるか…」と考え出す人が多いでしょう。しかし、この考え方には大きな欠陥が二つあります。

一つに、このように考える人は明日突然死ぬかもしれない現実に向き合っている。人の寿命は保障されていない・・・明日死ぬ可能性も当然ゼロではない・・・あと一日しか生きられない人にとっては、家族との些細なコミュニケーションや、ゴロゴロすることだって充分”今しかできないこと”でしょう。保障されていない100年間を割り振ることなど始めから不可能であり、無謀と言えるでしょう。

二つに、人が幸福を感じるのはいつだって、その瞬間瞬間であり、人生の最期ではないことを忘れている。今しかできないことをその時々で積み重ねていけば、人生をトータルして振り返れば確かに充実したように見えるかも知れません。死の直前に自分の人生を振り返ったら「自分の人生に悔いはない」と思えるかも知れません。

人は満足して死ぬために生きているのではない。
人が幸福を感じるのは死の直前ではなく、人生のどの瞬間においても、その一瞬一瞬に幸福を感じるのです。何かの事業であれば「終わりよければそれでよし」となるかもしれませんが、人生は事業ではないです。人生の”最適など初めから不可能”なことです。仮にできたとしても、そこに幸福などないということです。

時間は刻一刻と失われていきます。
時間を大切にしない人は「命」を大切にしない人…。「自分の命である人生を大切にしたい、幸せな人生を全うしたいんだっ!」と思うなら・・・時間を大切にする方法を知ることが、とても重要なことと思います。

2022年4月 5日 (火)

豊かな人生とは・・・名言

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「人生を豊かに・・・」したいということは、誰もが思うことです。
人生における大切なことについての名言・・・
。。。「命というものは、はかないからこそ、尊く、厳かに美しいのだ」。。。
ドイツの小説家、トーマス・マンが残した言葉です。奇跡的に生を受けてこの世に誕生した限りある命の尊さ、美しさを、愛おしんでいます。
 
。。。「未来とは、今である」。。。
この言葉にドキッとした人も多いのではないでしょうか。あの時の未来は、まさに今この瞬間なのです。これはアメリカの文化人類学者、マーガレット・ミードの言葉です。この言葉の意味をかみしめると、今この瞬間を大切に生きようと思えるでしょう。
 
。。。「生きるのも日常、死んでいくのも日常」。。。
まだ記憶にも新しい、樹木希林さんの死生観を表した言葉です。ひとたび命を授かったら、死に向かって歩いていくのは当たり前のこと。日常を生きるその先に死があり、死は特別なものではないのです。

2022年4月 4日 (月)

過去を学び・今を知り・未来を探る

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人生には・・・過去、現在、未来とあり、大事なのは「未来」・・・いま触ることができるのは「今・現在」のみです。何のための今か?未来のための今です。

「理想とする未来」という結果のための、「原因としての今」を、過ぎてきた「過去から学び」、それを活かして生きるべきなのだと思います。
 
ただの後悔に、何の意味もない
後悔から反省を生み、「そうなった原因」を見つめなおし、疑問が生まれ、それを解いて、改善し、今に活かす。”同じ轍を踏まないようにする”といってもいいかもしれません。
 
失敗をただ後悔することだけでは、何の意味がない
失敗を、ただ「他の人の責任だ」「自分には問題ない」「この失敗と自分は関係ない」「何も疑問は無い」として、スルーしてしまう事も、意味が無いと思います。
 
一時的に感情を鎮めるテクニックとしては「責任転嫁」というのは、有効であると思います。しかし、一時的であり、失敗を誰かのせいにしてスルーし続けていたら、未来に必ず同じような失敗が起こります。そしてまた同じような「いやな気持」になります。それを、繰り返すことに意味はなく、無駄と言えます。

2022年4月 3日 (日)

心の豊かさ

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心の豊かさ
現代は物質的にとても豊かになりました。しかし、心の豊かさという点ではどうでしょうか? 日々の忙しさの中で、いつ間にか心の柔軟性や余裕を失い、心から感謝の気持ちを伝える、謙虚な心を持って人や仕事と向き合う、そんな当たり前で大切なことをつい忘れてしまいがちです。

生きるための心とはなにか
良い人生とは何かと考えるとき、私たちは幸福感に満ちた人生や目的意識のある人生を想像するかもしれません。例えば、親しい友人や家族に支えられた充実して安定した生活や、有意義な目標に向かって何年も頑張る生活を思い描くかもしれません。
 
そして、幸福感や目的意識といったもっと期待される要素も重要です。どちらもあなたを大きく成長させるでしょう。その人の性格や価値観によって、これらの側面のうちのどれかを他よりも優先させるかもしれません。

しかし、最も重要なことは、自分が何者であり、何に価値を置いているのかを、見極める自己認識力を身につけることです。なぜなら、それが自分にとって良い人生とは何かを定義するからです。私たちが見つめ直すべき物事の視点、捉え方が見えてくるはずです。

2022年4月 2日 (土)

人間として一番大切なこと・・・

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「人間として一番大切なこと」とは・・・
「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」 その定義は次に挙げる3つの要素により構成されるとしています。
 
(1)知的能力的要素
知的能力的要素は「基礎学力」や「専門的な知識」にはじまり、情報を収集し論理的、分析的に表現する「論理的思考力」、新しい価値や新たな行動を生み出す「創造力」の4つにより構成されるとしています。
 
(2)社会・対人関係力的要素
社会・対人関係力的要素は、異なる文化・世代の人たちとともに理解し合う「コミュニケーション力」…チームを目標達成に導く「リーダーシップ」…社会の利益のために行動できる「公共心」…規律のもとである「規範意識」…他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力「相互啓発力」…の5つにより構成されるとしています。
 
(3)自己制御的要素
自己制御的要素は、学習・就業・社会参加・目標に対する「意欲」、信念をもって粘り強く取組む「忍耐力」、自分らしい生き方や成功を追求する「自己受容・自己実現力」の3つにより構成されるとしています。
 
人間力とは総合力
それぞれの構成要素をつぶさに見ていくと、「人間力戦略研究会報告書」(内閣府)の定義する人間力とは「学問を活用する力」「人との関わりにおいて社会に役立とうとする力」「自分を律する力」、そしてこの「3つの力を束ねた総合力」と言い換えられそうです。

2022年4月 1日 (金)

本当の幸せとは・・・

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人の幸せとは、人それぞれにおいて違いがありますが、今の私たちの幸福の価値観、基準が昔とは大分変化していると思います。

物質的な幸せとでも言うのでしょうか、言い換えれば金銭的に裕福であるということが、イコール幸せであると、金銭的なことの成功が幸せと思ってしまうのが現代の傾向です。本当の幸せとは・・・「達成感」と「存在感」の二つです。

「達成感」
とは、何かを達成したときに感じる満足感に他なりません。仕事が巧く行ったとか、欲しいものが手に入ったとか、おいしいものを食べた時、プロ野球選手になりたいとか、オリンピックで金メダルを取りたいとかなどいろいろ有りますが、夢や望みがかなった時と言うことになります。

欲は煩悩とも言い換えることも出来ますが、欲のほうが解かり易いです。食欲、睡眠欲、名誉欲、欲といわれるものすべてを手に入れたときに感じるのがこの達成感という幸福感になります。達成感はまた新たな欲、煩悩を生みます。それは向上心にもつながりますが、一瞬で消えてまた新たな欲のために生きることになります。

人は欲によって生き、また向上心も生まれそれらをすべてを、否定するものではありませんが、食欲や、睡眠欲などは誰でも手に入れることができますが、すべての人が夢や望みが叶うわけではありません。欲に囚われて、人を殺したり、泥棒をしたり、人をだましたり罪を犯すこともあるのも事実です。

「存在感」
存在感からくる幸福感とはどんなものでしょうか・・・たとえば挨拶もその一つです。朝、おはようと声をかけ、おはようと返ってくることもその一つです。何か他人に親切にしたり、他のために何かをしたりして、ありがとうと言われたり、感謝されたりした時に感じる幸福感が存在感という事です。

この存在感からくる幸福感は、達成感からこる幸福感より、とても小さいですが、誰でも簡単に得ることが出来る幸福感です。他のために、人のために何かすると言うことが、幸せになる、幸福感を得ることが出来ることなのです。

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