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2022年3月12日 (土)

いまなぜ「地域共生社会」なのか?

御殿峠より市内を望む
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「いまなぜ「地域共生社会」なのか?」
日本にはかつて、地域の相互扶助や家族同士の助け合いなど、生活の様々な場面において、ある程度の「支え合いの機能」が存在していました。
 
社会保障制度は、社会の変化に応じて、地域や家庭が果たしてきた役割の一部を代替してきました。高齢者、障害者、子どもなどの対象者ごとに、また生活に必要な機能ごとに、公的支援制度の整備と公的支援の充実が図られてきています。
 
しかし、日本は超高齢化が進行、少子化・多死化により人口も減少しつつあります。そして同時に、地域・家庭・職場という生活領域における支え合いの基盤も弱まってきています。老々世帯、独居世帯のみならず、地域から孤立し、必要な社会的資源につながっていない人は少なくありません。
 
人と人とのつながりが失われることで、私たちの生活の質は低下し、そして生命のリスクは高まります。自立とは、誰にも頼らずに生活できることではなく、頼れる先をたくさん持っていることだ、と指摘する専門家もいます。
 
つながりを再構築することで、人生における様々な困難に直面した場合でも、誰もが役割を持ち、お互いが配慮し存在を認め合い、そして時に支え合うことで、孤立せずにその人らしい生活を送ることができるような社会としていくことが求められています。

重要なのは「誰かにやってもらう」のではなく、「自分たちもやれる」して、この取り組みを通じて、すべての人の「幸せ」が実現することです。そのためには、この取り組みの中で誰もが役割と目的を持ち、支える・支えられるという関係性が固定しないことが重要なのだと思います。

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