人が幸せを感じるとき
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人が幸せと感じることは
一つには達成感と、もう一つは存在感の2つに分けられます。
達成感とは何かを達成したときに感じる満足感に他なりません。夢や望みがかなった時と言うことになります。欲が満たされることになります。
欲は煩悩とも言い換えることも出来ますが、欲のほうが解かりやいです。食欲、睡眠欲、名誉欲、欲といわれるものすべてを手に入れたときに、感じるのがこの達成感という幸福感になります。
達成感はまた新たな欲、煩悩を生みます。
それは向上心にもつながりますが、一瞬で消えてまた新たな欲のために生きることになります。人は欲によって生き、また向上心も生まれ、それらをすべて否定するものではありませんが、食欲や、睡眠欲などは誰でも手に入れることができますが、すべての人が夢や望みが叶うわけではありません。
存在感からくる幸福感
己が今そこに居ることを他が認めること、知ってもらえた時に得る幸福感と言うことです。何か偉大なことを成し遂げて有名になり自分の存在を知らしめると言うこともありますが、もっと誰でも出来ることがあります。
たとえば挨拶もその一つです。朝、”おはよう”と声をかけ、”おはよう”と返ってくることもその一つです。何か他人に親切にしたり、他のために何かをしたりして、ありがとうと言われたり、感謝されたりした時に感じる幸福感が存在感ということです。
この存在感からくる幸福感は、達成感からくる幸福感より、とても小さいですが、誰でも簡単に得ることが出来る幸福感です。他のために、人のために何かすると言うことが、幸せになる、幸福感を得ることが出来ると言うことなのです。
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