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2021年12月 5日 (日)

思いやりと郷土愛

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現代社会は、誰も他人のことを思いやらなくなり、思いやるゆとりさえなくしてしまった・・・そして、他人と関わり合うのさえ面倒になってしまった・・・。

親は子の世話をしなくなり…子は、親の面倒を見なくなり…それで足りなくなったところを教育制度や介護制度、福祉制度に求めるようになり・・・。会社は、会社の都合だけで社員を雇い、社員にとって会社は、生活費を稼ぐだけの場でしか過ぎなくなっています。

誰の助けもいらぬと言う社会は、社会としての本質的機能、相互互助の精神を失ってしまいます。そうなってしまったら社会など不必要なのです。

人間は一人では生きていけません。
人と人との関わり合いの中で、社会は形成され、また必要とされます。人と人との関わりそのものを否定し、喪失したら、社会なんて無意味なものになるのです。

何が、私たちに必要なのか…。何を、依って立つべきなのか…。
以前の人々は、もっと単純明快に理解し、助け合って生きてきたのです。大事なのは、単純明快さでです。現代は、複雑怪奇になりすぎて、自分たちによっての、立つ基盤をも見失いつつあるように思えます。

中央集権化されすぎたために、自分たちにとって、大切な意思決定が自分達からかけ離れたところで行われるようになってしまったのです。

政治や経済というのは、本来、私たちの身近な生活の延長線上で捉えるべき事柄なのです。子供たちの教育も生活に必要な事も、根本には、私たちの郷土をどのような社会にするのかという構想からです。だからこそ、環境も大切にすることができるのです。

大切なのは郷土愛です。
その上にたって、その土地に生きていく人たち、地元で決めていくべき事なのです。つまり、日常生活の一環なのです。それがなければいかに土地が荒廃しても、開発を優先することになってしまいます。経済は栄えても、土地は荒廃していくだけです。

ほんの少し前の時代では、私たちの生活は、もっとシンプル、単純で素朴だったのです。生活に必要な物を自分たりの手で作り、助け合って暮らしてきました。現代社会は、そのころの生活に比べて複雑です。私の子供の頃と比べても大きく違います。社会・環境を見直していかなければと思います。

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