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2021年10月24日 (日)

高齢者の心の迷い

御殿峠より市内を望む
何かに集中できる時間を持つと、心持ちが変わると思います。
私たちは、多種多様な学びを得るために、この世界に生まれてきました。本を読む、風景を眺める、瞑想する、楽器を弾く、運動する……好きなことなら何でも結構です。1日10分でいいので、何かに没頭できる・・・一人の時間を作れるといいと思います。
 
この没頭という状態が重要・・・
禅の世界では「三昧」という言葉がありますが、これは雑念を消した状態です。つまり、妄念(不浄な心)が一切ない、澄みきった状況です。澄みきった心の状態で何かに集中する、これこそ「魂が喜ぶ時間」です。
 
孤独や嫉妬に悩まず、心身ともに健康に生きるには・・・
何かに集中できる時間は、日常で感じる寂しさや虚しさから解放してくれます。寂しさや虚しさは心が揺れ動く際に入り込んでくるもので、心がしっかり集中している時には入り込んではこないものです。寂しさや虚しさを完全に排除することは難しくても、寂しさや虚しさにとらわれる必要はありません。

誰にも、どこからも一切しばられず、自由に感じ、自由に行動でき、好きなだけ無邪気に追求を許される時間、これが集中することの意義です。周囲に不利益を与えたり、迷惑をかけない限り、好きなことに一人で集中することは、心身の元気の…“源(みなもと)”です。
 
もしも時間が許せば旅行・・・
旅行がには大きな意味があります。自分の居場所を変えることで、日常では味わえない刺激が得られるからです。自分が普段と違う場所にいると、人間は好奇心と警戒心がないまぜになった緊張感を適度に持ちます。この緊張感が大切で、適度の緊張感が心身の健康をもたらしてくれます。

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