自分の居場所のこと
集団の中での自分の役割がわからず、とるべき行動が思いつかない状態に陥ったときに「居場所がない」ということが発生するのです。
たとえ、自分でその場所を選んだのだとしても、予想に反して「たまたま」つらい場所だったということはよくあります。それならば、別の場所を探してもいいし、もうしばらくその場所に居続けると決めてもいい…そこにいるか、いないかは、自分自身で選べます。本当につらいのは、その選択の余地がないときです。
「自分の居場所がどこにもない」と言う人がいますが、居場所がなくて当たり前なのです。すべては「仮の宿」であり、一時的な場所ですから・・・そこに行けば一生安心と言える居場所など、この世にはありえません。
「いや、今いる場所で咲こうとするくらいの根性がなければダメ…」
と言うのは、「今いる場所」や「自分」が絶対的な存在だと勘違いしているだけです。「誰か」の価値基準を無条件に受け入れて、そこで咲けるよう努力しろ!というのは、おかしな話なのです。
と言うのは、「今いる場所」や「自分」が絶対的な存在だと勘違いしているだけです。「誰か」の価値基準を無条件に受け入れて、そこで咲けるよう努力しろ!というのは、おかしな話なのです。
置かれた場所で咲かなくてもかまわない。ただ、やり方によっては咲くこともあります。その程度のスタンスで「置かれたところ」にいれば十分だと思います。
« 人を助けて、人に助けられて | トップページ | 年を取ったなーと感じるとき »
コメント