当たりまえに感謝
いかに、これまでの当たり前の平穏な日々が尊く、有難く感じられ・・・くしくも実感させられるお互いではないでしょうか。
食べ物一つにしても、私たちは、豊富な物に囲まれて生活していると、つい物の生命を粗末にし、その有り難みを軽視し、いざ欠乏状態になると、誰もがその稀少価値を大事にしはじめ、しみじみとその物の有り難さを再認識し、あらためて感謝の気持ちがわいてくるものです。
だから、自粛中、この度の出来事を教訓として、自分が失って気づいたものを今一度振り返り、「ありがとう」に目覚めていくことが大切なのではないでしょうか。
私たちは、決して自分一人の力では生きられません。今もなお、リスクを背負い、一生懸命協力し合い、立ち向かい、大切な命を守るため日々尽力されている方々に多くの人々が支えられています。
せめて多くの人や物に支えられ、生かされていることを尊び、互いに支えあい感謝の言葉をかけあうことが出来れば、先は見えないけれども、心はきっと明るく豊かになって、心穏やかな感謝の生活に通じていくと信じます。
「ありがとう」感謝の気持ちを決して失わず、周りの人々と励ましの言葉をかけあい、暗いトンネルもいつか抜け出せると願い、この先も支えあいながら乗り切ってまいりたいものです。
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