他を生かして他に生かされて
民族や国の間の紛争も、宗教的対立も、環境問題も、経済格差が根本にある貧困やテロも、いずれも共生きの原理原則に逆らったものです。それは人間の傲慢さのあらわれです。
共生きの世では、共生の原則に逆らうと生きづらくなってきます。だから自己中心的なものはすべからく排除されていくでしょう。
人間の住む空間である世間がどんどん広域化してきました。地域社会から国境を越える時代になりました。けれども地域社会の世間も、国際的な世間も、人は人との関係のもとに生きていることに変わりありません。
人はみなこの世の共生きの同居人ですから、地域社会でも、国際社会であっても、利他(他の人びとを利益し、救済につとめること)という生かし合いの精神は世界に通用するでしょう。グローバルな時代であるからこそ、よりいっそう利他の精神が尊ばれなければなりません。
人は自分が大切だから自己中心に生きようとします。
人は、みなそれぞれがそうだから、人間関係がうまくいきません。それで人間関係の悩みが途絶えないのでしょう。だから人間関係を上手く保つということが生き方上手ということになります。
人は、みなそれぞれがそうだから、人間関係がうまくいきません。それで人間関係の悩みが途絶えないのでしょう。だから人間関係を上手く保つということが生き方上手ということになります。
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