コロナ禍で高齢者の悩み
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、外出自粛の動きが長期化する中、高齢者が外出などを過剰に自粛することで筋力などが衰え、介護が必要になる一歩手前の状態・・・「フレイル」・・・のリスクが、高まっているのではないでしょうか。
フレイルは「身体的」「メンタル面」「社会性」の三つの要素で成り立っています。メンタル面や社会との関わりの部分で、新型コロナウイルス感染拡大による過度な自粛生活は、さまざまな問題を生んでいます。
最近ちょっと「つまずきやすくなった」「むせやすい」といった身体のことや、「出かけるのがおっくうになった」「物忘れが増えてきた気がする」といった気分や認知に関する自覚症状が現れてきます。
フレイルが注目される背景として、日本人の平均寿命は延びていますが、自立した生活を送れる「健康寿命」が延びているだけではなく、「要介護状態や寝たきりで過ごす」期間が延びてきたのです。
「健康寿命」を延ばすためにはフレイルの時期をどうコントロールするかが大切です。坂道を転がり落ちるようにフレイルから一気に要介護状態になるのか、踏みとどまり健康な状態に押し戻し、再び自分らしい生活を維持していくのかの分かれ道ともいえます。
「健康寿命」を延ばすためにはフレイルの時期をどうコントロールするかが大切です。坂道を転がり落ちるようにフレイルから一気に要介護状態になるのか、踏みとどまり健康な状態に押し戻し、再び自分らしい生活を維持していくのかの分かれ道ともいえます。
このような生活習慣になると、筋力や認知機能が衰えて、要介護の一歩手前の状態「フレイル」になるリスクが高まりますので「要注意」です。
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