心を磨くこととは・・・

「心を磨く」
私は、人間の「心」は生まれたときは誰もが、この 水晶玉のように曇りがなく美しいものだと考えています。 人をうらやんだり、ねたんだり、怒ったり、悲しんだり、悪口を言ったり、 思いやりのないことをしたり、さまざまな悪い心を出てくるたびに、くすんだ、汚い色 に変わってしまうのではないか、と思っています。
誰も人の心の中は見えません。心の中で相手のことを悪く思っても、誰も責めたりし ません。自分の心にブレーキをかけられるのは自分しかいないのです。
性格は生まれたときから一生変わらないものではありません。性格は、その人固有の性向、性質。 感じかた、考えかた、行動のしかたなどに現われる、その人特有の性向をいいます。
心の中でどういう思いを抱いているかによって、その人の性格は変わっていくものです。だから、だんだん年を重ねるに従って「あの人はいい人だ。若いころとはだいぶ違って、いいお人柄になったなぁ」と言われとすれば、そのことが実は、少しは美しい魂になっていった証拠なのです。
人柄を見れば、魂が美しいものになったかどうかがわかるのです。私は、高齢となり、やさしい思いやりに満ちた、美しい心を持った魂に・・・磨きたいと思っています。
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