人間の最終目標は・・・
イギリスの歴史家・評論家
トーマス・カーライルの名言に「その思想が、たとえ高潔なものであっても、人間の最終目標は、行動である」・・・があります。
王陽明の『知行合一』を考えても・・・知っているだけで行動に移さないのであれば、知らないのと同じ・・・そう考えると、トーマス・カーライルの言う言葉の意味にグッと近づくことに・・・。
「人生は学びと行動の連続」
生きていると実感できるのは、何かに心動かされたり、自ら動いて事をなしたりするときです。食事をしたり、服を着替えたり、トイレに行くという、当たり前のことが自分で出来ることほど、幸せなことはありません。
病気になって動けなくなったとき、普段できている筈の事ができなくなって、ようやくそのことに気づく・・・。大病を患った人が口を揃えて言うのも、大抵の当たり前のありがたさではないでしょうか・・・
だとしたら、生きるとは、自ら動くことであり、動いた結果から学びとることではないかと思います。たとえそれが失敗の連続であろうと、次につながるヒントは潜んでいます。そして、善い人生の満足感は、行動と学びの連続の中にあると思います。
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