楽あれば苦あり
しかし、人間にとって生きるということは大変なことに違いありません。それは、私たち凡夫の心が、弱く、そして煩悩にまみれているからです。些細なことでつまずき、騙されては傷つき、裏切られては恨み、問題に直面しては悩み苦しみ、時には自分を見失うこともあるでしょう。
足が一歩も前に出ないことも少なくありません。
そんなとき、諺は私たちに優しく語りかけてくれます。先人の「こうした方が良い、ああしては危ない」などのアドバイスは、きっと私たちの足下を明るく照らしてくれることでしょう。諺の多くは、今を生きる私たちの処世訓としても立派に通用します。決して「言葉の化石」ではないのです。
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