素直な心
素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。
「とらわれない・こだわらない」心を持っこと・・・松下幸之助の言葉
「人間というものは、ともすれば何かにとらわれて、迷ったり、人間関係をこじらせたりしがちなものです。ぼくの今日までを顧みても、毎日、憤慨したり、他人のことをうらやんだり……。
だんだん少なくなりつつあるとはいえ、これまではずいぶんそうした経験がありますな。でも、そうした心を持っていない人はおそらくこの世に一人もいないのではないかと思うのですよ。
もちろん、そのあらわれる度合いや程度は、人によっていろいろだと思いますが、しかし〝おれはいまだかつてそんなとらわれた心を持ったことがない〟というような人がいたら、ウソだと思いますな。
それは、欲望や感情を持っている人間なら当然のことで、そうした心の動きがあればこそ、また人生における満足や幸せも生まれるのですね。
だから、大切なのは、欲望や感情をなくそうとするのではなく、それにとらわれず善導することです。折々に反省し、とらわれを極力排していかなければならないということでしょう」
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