誰だって歳を取るのは初めて
我が身を振り返っても、40代、50代で体力の衰えは確実に来ました、年数分駆使してきた身体はあちこちガタが来ています。
「あれ?前はこんなじゃなかったのに」
という場面は日常茶飯事。一方で、この歳まで来たからこその精神的な余裕、ちょっとは出てきます。
年を取るにつれて性格が丸くなる一方で、社交性が低下し、新しい経験に消極的になることはよく知られています。こうした性格の変化は主観年齢(自分のことを客観的に見たときに思う自分の年齢)が若い人ほど小さく、主観年齢が高い人ほど顕著に表れるという。
「まだ若い」と感じる気持ちが、前向きな行動につながり、心身の健康維持に好影響を及ぼしているのではないかと考えられています。
一方で、主観年齢の低い人も通常の加齢に伴う前向きな変化を見せる。若いころより良心的になり、神経質でなくなる。つまり、主観年齢が低くても人生経験による賢さは、体得できるようです。
しかも、だからといって若々しいエネルギーや情熱は失われていません。つまり、主観年齢が低いからといって、永久に未成熟な状態にあるわけではないのです。
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