心の居場所

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新型コロナウイルスは、まだ収まりません、現在を無理やりポジティブにとらえるとすれば、心の居場所を探す時間が増えた、ということになるでしょうか・・・コロナ後の世界、自分で自分を労れる心の居場所が増えていれば、この苦しい期間は意味があったと言えるかもしれません。
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今年も桜の花が咲いた
桜の花・・・その美しさは、冬の間厳しい風雪に耐えながら咲く時期を信じて、力を育んできた結果です。それが出来たのは、大地にしっかりと根をはり、その幹に安心して身をゆだね、努力を重ねながら、それぞれの季節の美しさを醸しだすことができるのではないでしょうか。
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人もまた同じ
大地にしっかり根を張った幹となる心の居場所が大切です。生きていくことはたやすいことではありません。あらゆる試練が待っています。辛いことも悲しいこともたくさんあります。
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どうもがいても駄目な時
優しく声をかけてくれる人・・・だまって温かく見守りながら寄り添ってくれる人・・・本気で叱ってくれる人が傍にいたら、どんなに救われるしれません。
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大人も子どもも心の拠りどころとするものは、どんな時でも自分をしっかり受け止めてくれる人がいる場所ではいでしょうか。愛と温もりに満ちた場所には、力強い花が咲きます。
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幸せの基準は、人それぞれぞれですが、それぞれ自分自身が、心地よいと思える居場所を見つけた時、社会は、もっと優しく穏やかになるような気がします。
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