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2021年3月15日 (月)

東京で桜の開花宣言

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「それぞれの 思いをこめて さくら咲く」
14日の東京都心は朝からよく晴れて20度近くまで気温が上がりました。
この暖かさで東京の靖国神社にあるソメイヨシノの標本木が数輪咲いているのが確認され、気象庁は東京の桜が開花したと発表しました。

平年より10日以上早い開花で、去年に続いて過去最も早い開花となります。
1週間から10日で満開となる見込みです。日本人は、むかしから桜の開花に関心が強いようです。現代の日本人も、桜の花に心を動かされますが、古代の人びとも桜の花に強く心を揺れ動かされていたようです。人々の想いは、歌に読まれています。

「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」在原業平
「世の中にまったく桜というものがなかったなら、春を平和な気持ちで過ごせるだろうに」という歌を詠みました。先人達も桜の開花に心躍らせたり、散りゆく花びらを惜しんだりしていたことがわかります。
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絵師も同じような気持ちを覚えたのか、変わりゆく季節を象徴する桜の日本画を数多く生み出しました。わずか十日ほどの花の命でありながら、今日に至るまでたくさん描かれてきたのはまさに愛されている証拠です。
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「散る桜 残る桜も 散る桜」 (良寛の辞世の句と言われています。)別離・愛惜・詠嘆・回帰・再生・循環・無限……なるほど…ね。

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