人間関係が希薄な時代を考える
「人間関係が希薄化の現代社会」
「隣の人と会話したことがない」昔に比べて現代社会は引っ越しても、隣の人に挨拶することもなく、親世代との同居もしない核家族が中心になってしまっています。そして、深く人とつきあったり、助けあい自体を負担に感じる人も増えているようです。
今の日本は人間関係が希薄でも生き残れる時代
わずか数十年前は、家族で住むのが当たり前だったのに、現代は、人間関係のわずらわしさのないドライな社会保障制度へ移行しています。
年金制度が充実した結果、核家族になっても生きていけるようになり、子供の面倒は保育園や学校に預けることで、家族の中で成立していた社会保障を政府に頼ることが可能になったのです。
社会保障制度が手厚くなればなるほど、地域間の相互扶助で支えあっていた文化は不要になります。こうして、つながりが希薄な社会に変化しているのです。
人間関係が希薄な時代に必要なのは、周りの人を大切にすることです。大切にしたい人だけを大切にすれば、人間関係を構築することも可能でしょう。しかし誰でも大切にすれば良いのかというと、そうでもありません。
世の中には搾取する人が存在します。搾取する人は、あなたが大切にしたことについて感謝の気持ちもなく、常に自分が利益をもらうことだけを考えて生きていくでしょう。相手が大切にしてくれないなら、大切にする必要はありません。
周りの人を大切にしようと、心を尽くしても、なかに自分が、大切にしようとする気持ちを、踏みにじる人もいます。そういう人から、身を守る方法を身につけておくことも必要です。
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