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2021年3月31日 (水)

人生に勝った・負けたはない

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「人間は負けたら終わりなのではない。やめたら終わりなのだ。」元・アメリカ大統領、リチャード・ニクソンの言葉です。
 
私はとりわけ、「やめたら終わり」という部分に深く共感します。若いとき、同じ気持ちで仕事をしていたことがあるからです。
 
今まで、やってきたことの実績が、自分では良かったのか、悪かったのかわからないし、むしろ実績が出ないことに、「今までやってきた、毎日の生き方でいいのか」を加齢とともに不安を感じるようになってきます。
 
自分が「心地よい」と感じることをやってみる
人が何を思うかとか・・・人にどんな風に思われるかとか・・・そんなことは気にしないで、自分が「幸せ」と感じることであれば、それを実行することでいいんです。
 
人生の主役は自分なのだから、自分が「気持ちよく、たのしく幸せを感じたら、加齢によって、かたちや結果は、変わっていても、続けることに意義があるのです。そして自分が「楽しい」と感じる時間を多く生きることです。
 
人が負ける時というのは、自分に挫けるからです。自分は絶対負けないと思っている人間は負けたことにはなりません。挫けることのない人間に負けはありません。たとえ勝負で負けたとしてもその負けをバネに這い上がろうとする力が生まれます。
 
人間が負けるのは、自分はダメだ・・・かなわない・・・と自分に挫けた瞬間です。
自分が負けを認めた瞬間、人間は完膚なきまでに敗れてしまう、と思います。勝つことも数字の上だけで勝ったと思っている者は、本当の勝利を得ているとは言い難いです。

勝っても謙虚に次に向けて努力している時にこそ、本当の勝利者と言えると思います。だから、勝ち負けということにこだわっているうちはまだまだ真の結果を得たとは言えないと思います。

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