歳を取って思う
誰だって、歳をとるのは初めてです。
「歳をとる」というのは、重たいものが持てなくなる…長い距離が歩けなくなる…とっさの反応が遅れる…今まで出来ていたことができなくなる…。
身体の機能が低下し、全盛期に比べると体力が下がってくる身体機能だけではありません。物忘れが多くなる…怒りやすくなる…同じことを何度も繰り返す…脳の方の機能も下がってくる…。それが「歳をとる」ということです。
上手に老いる・枯れる
いかに上手に枯れるか・・・老年は人生最後の修行の時です。ここに老いゆく覚悟が示されます。そして怯えないで、自然の摂理に従うこと、長い歳月の間に培った知恵を生かすことです。
まわりに寄りかからず、時代に翻弄されず、自分らしく、孤独に耐えて立つ老人になりたいものです。そして、家族や若い世代に遠慮しすぎず、信頼され、必要とされる年寄りでありたいと思います。
瀬戸内寂聴さんの言葉
「歳を取るというのは、それだけ人より経験があるということ。過ぎ去った日々の経験を反芻(はんすう)してみるだけでも、やはり豊かな生(せい)を生きたと実感できるはずです。
« ”今”を大切に生きる | トップページ | 自分を見つめ直す »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント