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2020年12月10日 (木)

人生に定年はない

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道元
禅師からの言葉にこんな素敵な言葉があります。
「人生に定年はない」
「人生に定年はありません。老後も、余生もないのです。死を迎えるその一瞬までは、人生の現役です。人生の現役とは、自らの人生を、悔いなく生ききる人のことです。」

「まさに、悔いなく生ききりたいものです!」
今、次の瞬間死ぬかどうか分からないいのちを私たちは生きているのです。ですからいつでも臨終となりうるのです。そのようないつ終わらんとも限らない臨終のいのちを、私は最期の最期まで満足して生きることができるのか。。。

私を生きる…生きがい
そこでは「生きがい」というのは何かをすることではなく、私を生きることが「生きがい」になるかという問題なのです。なぜなら臨終はもう何もできないからです。そこから何かをして良くなろうということはもうできないのが臨終です。

私たちは、ああなれば、こうなれば、あの人みたにと言いながら、現在の、自分の「生きがい」を見失っていくのです。ああなれば、こうなればというのは必ず未来です。

満足するかもしれない未来に向かって、一生懸命現在の時を消費しているのです。そこに人生を生きる空しさがあるのではないでしょうか。どんな生き方であろうとも、どんな状態でも「私でよかった」と言えないというのは悲しいことです。

老病死に代表されるように、生きることの困難さは様々にあります。しかし、その事実を通して私たちが生まれたこと、私があること、私であることに悔いや苦しさを感じていくとするならば、どこまでも空しく過ぎていくしかないでしょう。

それに対し、その私の生を受け止める・・・私が私として生まれたということを受け止める・・・「煩悩や誤った認識ではなく、正しく私を認識するということが、大事なことです。

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