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2020年11月 4日 (水)

縁は心で決まる


修善寺本堂
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『縁』とは、「そのようになるめぐりあわせ」のことです。
人生は「めぐりあわせの選択の連続」ということになります。良い人生も、悪い人生もそれぞれの選択の、積み重ねの結果だということです。

「縁に流されてしまうのではなく」しっかり向き合うべきなのです。
「縁」とは、何か特別の出会いや、出来事ではなく、今食べていることも、話していることも、歩いていることも、車に乗っていることも、働いていることも、即ち朝起きてから寝るまでの一挙手一投足の行動の全てが「縁」との「対応」と「結果」なのです。
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結果が次の必然であり、その必然との対応が次の結果をもたらすという、人生は縁の展開なのです。そこで考えなければならないことは、必然の縁には当然好ましい縁もあれば好ましくない縁もあります。
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しかし、好ましい縁であっても扱いによっては悪い結果となりますし、悪い縁であっても扱いによっては良い結果をもたらすことを自覚すべきです。また、良い縁だけが与えられる人生なんて絶対にありませんし、また悪い縁だけが与えられるということも絶対にありません。
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縁は心で決まる
人はどんな縁に対しても"選択"で勝負をしなければなりません。しかしその勝負にいつも勝てるとは限りません。人の行動のすべては、意識的にしろ無意識的にしろ、「心」によるものだからです。どんな縁でも、それを好転させるかどうかはその人の心の持ち方で決まるのです。

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