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2020年10月 4日 (日)

苦しみがあるから楽しみがある

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確かに人生には、苦しみは楽しみの何倍もあるかもしれません。
重要な目標を目指す仕事で得られる満足感は、そのために払われる犠牲と密接な関係があると思います。
苦労が大きければ大きいほど、目標の価値と、仕事の満足感も大きくなるのです。

あまりにたやすい、苦痛や努力の必要ない仕事をやり終えても、「向上した」という心地よい満足を与えてくれません。要するに、私たちが幸せになるためには、どうしても苦しまなければならないということです。

いま、若い人たちが何をしていいのか分からない、何のために生きているのか、どう生きたらいいのか分からないという。

家族の中にあって何不自由なく暮らしていたら何も努力せずとも暮らせてしまうでしょう。しかし、どんなに小さな動物でも、成長すればみな親元を離れていくものです。

一人になって生きていくこと、努力無くして生きるすべはありません。でも、一人では生きていけません、周りの人たちと上手く助け合うことも必要になるでしょう。我慢することも必要・・・。自分の好き勝手は言っていられません。

何でもしなくては生きていけない・・・
そうして努力して、つらい思いをして、へこたれずにやれてはじめて得られたものの喜びを味わうことができるのです。小さなうちから一人でやって、獲得したものの喜びを知っていればそれは叶えられます。周りの人たちから学ぶことも、ともに喜びを分かち合う中で学ぶことも・・・あるでしょう。

そうして、始めてどう生きたらいいのかも分かるし、何をすべきかが見えてくるのではないでしょうか・・・。「幸せは努力なくしては得られない」「幸せだけを求めていては何も得られない」それが当然のことなのです。

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