晩秋の想い
深まりゆく秋の景色を見ながら、夕暮れ時なぜかしら寂しく思います。若い頃、沈む夕日を見て秋は何とも言えぬ、寂しさを感じたのとは別の思いです。
今は私の人生と照らし合わせて見ているせいでしょうか。最近、気は若いつもりでいますが、確実に歳を感じます。目の衰えであったり、物忘れが多くなったり、ちょっとした所でつまづいてしまったり、散歩しても、歩く速度も遅くなっていることを実感する毎日です。
つい数年前、ボランティアで、地域の清掃活動をしている時、私はまだまだ若いと思い、老いなんてずっと先のことと思っておりました。当たり前のことなのに気持ちがついていかなくて困ったものです。
秋から冬へと季節は変わっていきます。風邪の予防注射は済ませましたが、新型コロナの終息が見えない昨今で、人と話をすることにも控えなければと・・・何とも言えぬもの悲しさを感じる今日この頃です。
寒い冬に備え衣類や暖房と生活する上での準備はできますが、人生の冬へと向かう準備はと思うと、立ち止まってしまいます。どんな心構えが必要なのか、何をすべきなのか不安で一杯になります。
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