10月になって・・・
ついこの間まで、最高気温が30度を超える夏日が続いていましたが、10月に入り、朝夕の冷え込みを、感じるようになってきました。一年の中で最も過ごしやすいといわれている「秋」です。
ぐっと気温の下がる秋、なぜか心にひんやりとしたすきま風が吹いて、理由もなく虚しい気持ちになったり、寂しくなったりすることってあります。
10月は秋凉爽快(しゅうりょうそうかい)
木々の葉が黄ばみを増し、金木犀の香るころになると、朝夕は肌寒さを感じるようになる。秋風は爽快であるけれど、もの悲しさや寂しさをさそうようです。
秋風が吹いて寂しさを感じることを、秋風索漠(しゅうふうさくばく)といいますが、勢いがおとろえて、おちぶれていくさまのことで、老い込むというのは、そういうことではないでしょうか。
なぜ老いは寂しいのか
それはやがて死がおとずれる前ぶれだと思うからでしょう。そして死は恐ろしいと感じます、なぜ恐ろしいのでしょうか・・・それは未知のことだからです。また死を恐れるのは、この世に未練があるからでしょう。もっと楽しく・もっと面白く生きたい、そういう思いがあるからです。
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