幸・不幸は心持ち次第
同じ状況におかれても、幸せと感じる人もいれば、不幸と感じる人もいます。性格の問題もあるでしょう。けれど、それだけで、片付けてしまうものでないと・・・思います。
私たちはみな、人生で目指すことも違うし、価値観や信条、経験なども全く違います。そのなかで、ひとつ共通することがあるとすれば、幸せになりたいと願う気持ちではないでしょうか。
私たちが考えたり、言ったり、行動したりすることのすべては、幸せになるためといっても過言ではありません。新しい仕事に就くのは、もっと幸せになれると思うから・・・。どこかに旅行するのは、私たちの追い求める、幸せがきっとそこにあると思うからです。
でもなぜか、どんなことをしても、幸せに手が届かないと思えることがあります。素晴らしい高揚感は一時のもので、長くは続かないからです。たったいままで手の中にあったのに、次の瞬間にはなくなってしまう。やっと手に入れたと思った次の瞬間には、幸せは手の届かないどこかに失われてしまいます。
幸・不幸は心持ち次第
お空を仰いで胸一杯に深呼吸する心地よさ…道ばたに咲く可憐な花を見つけたときの喜び…炊きたてのご飯をほおばる至福のとき…「おはよう」「おやすみなさい」と言える相手がいることの幸せ・・・。
何がなくても、何気ない日常にあふれるささやかな喜び…世界はこんなにも小さな幸せに溢れているのです。不幸の原因ばかりを探しているかぎり、不幸は続きます。幸せになりたいなら、日常にころがっている幸せの数を数えてみることです。
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