本当の幸せ
「人間の本当の幸福は、歳をとるにつれて幸福だと感じる人生をもてること」の言葉に出遇いました。
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私たちが“煩悩の命令”だけに従った人生を歩むなら、歳をとるにつれて幸福だと感じる人生をもてるはずがありません。歳をとるということは、老いや死が近づき、境遇がいろいろと淋しくなることが多いもの「歳をとるにつれて淋しくなる」という声をよく聞きます。
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私たちは、日常の生活の中で、私たちは自分が「生きている」という実感を持ちながら生きているでしょうか・・・。また高齢になって、毎日を生き生きと生きていると、自分でそのように実感できるような今日を生きているでしょか・・・。
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私たちが日々生活していく上で、「生きる」と本当に自分で言い切れるような積極性をもち、あるいは充実感をもち得たときに、今日という一日を振り返ったり、あるいはこれからの一年を振り返ったりします。また、ときに、『ああ、本当に生きた』と実感できるようになるのだと思います。
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そしてそこに、自然と手をあわすことから始まる一日が生まれていくのではないでしょうか。
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