現代社会は何が必要か
昔は、もっと単純明快に理解していました。助け合って生きてきたのです。重要なことは、単純明快さです。今の時代は、複雑怪奇になりすぎて、自分達が依って立つ(拠り所となる)基盤をも見失いつつあるようです。
中央集権化されすぎたために、自分達にとって大切な意思決定が自分達からかけ離れたところで行われるようになってしまったのです。
政治や経済というのは、本来、自分達の身近な生活の延長線上で捉えるべき事柄なのです。子供たちの教育も生活に必要な事も、根本は、自分たちの郷土をどの様な社会にするのかという構想です。
だからこそ、環境も大切にすることができるのです。大切なのは郷土愛です。その上にたって、その土地に生きていく人たち、地元で決めていくべき事なのです。つまり、日常生活の一環なのです。それがなければいかに土地が荒廃しても開発を優先するでしょう・・・経済は栄えても、土地は荒廃していくのです。
ほんの少し前の時代では、私たちの生活は、もっとシンプル、単純で素朴だったのです。生活に必要な物を自分達の手で作り、助け合って暮らしてきました。現代社会は、そのころの生活に比べて複雑です。私たちの子供のころと比べても格段に違います。
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