人の痛みが分かる人
「人として最も尊いことは、他人の痛みが分かるということである」
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人の痛みを感じる感性は、誰に教えることも、誰からも教わることもできません。強いて言えば、さまざまな苦労を経験して磨かれる感性と言えるでしょう。
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そして、いくら能力が高く頭脳明晰であっても、人の痛みがわからない人には、その能力を誰かのために役立てることはないでしょう。
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人の痛みが分かる本当の優しさがある人でなければ、自分の能力や技術を人のために生かそうとはしません。ですから、人として大切なことは優れた能力を持っていることではなく、人の痛みが分かる心を持っていることなのです。
どんなに凡庸に思える仕事であっても、必ず誰かを生かしている・・・誰かの役にたっている?そして大切なのはどんな“行ない”一日を過ごしたかということだと思います。
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私は、頭脳明晰でもなく、素晴らしい能力を持っているわけでもない凡庸な人間なのですが、今の自分の置かれた環境で、出来ることは何かを考えて行動し、周りの人たちと幸せ感を共有するか…だと思います。そして、いつでも”今”を精一杯、全知全力、全身全霊で生きることだと思いす。
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