人間愛の精神と思いやりの心
「人間愛の精神」とは、人間を尊重し、生命に対する畏敬の念に基づいて、お互いを理解し合うなど、人間として生き ていくうえでの根本的なものです。
「思いやりの心」は、基本的に人間に対して、向けられる心です。さらに自分自身と比 べて、温かく相手を推量、想像し、思慮を働かせる心の動きです。
また、根底には「人間愛の精神」に基づく人間に 対する深い理解と共感がなければならず、単に同情やあわれみのように、考えられるものではありません。
若い人でも、他人とかかわりをもつことの、大切さを理解できるようになりますが、自己中心的な判断で他を省みない 言動をすることも多い現代社会です。今、自己中心的な、いわゆる「自分さえ良ければ・・・」の考えの人が多いように思われます。
「人間愛の精神」と「思いやりの心」の大切さを理解し、自他ともに、かけがえのない存在であ ることを若い人たちに、自覚することは大切なことで、とくに、中学生の道徳教育の大切さを痛感します。
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