利他の心
人は欲に迷い、惑う生き物
人は、生きている間は欲に迷い、惑う・・・それは生き物の性です。それを何も考えずして、ほうっておくと際限なく財産や地位、名誉を欲しがり、快楽におぼれてしまい、滅びて行く、しかし、その中でたった一つだけ、滅びずに残るものは、“魂”です。
「利他の心」
利他の心とは、仏教でいう「他に善かれかし」という慈悲の心、キリスト教で言えば愛です。もっと言うと、「世のため、人のために尽くす」ということです。利他とは、相手、つまり周囲の人たちを思いやる小さな心がけです。
人とは、世のため、そして人のために・・・何かをしたいという“善”の気持ちを備えているものです。つまり人間が持つ自然に、心の思いを強くします。他人のために何かをする・・・尽くす事は他人の利だけでなく、めぐりめぐって自分も利する事です。
「他を幸せにしなければ、自らの幸せはない」
人生は利他行です。この利他の願いを持ち続ける限り、その人は優秀であり、価値のある人間です。生きものは逆境にさらされると強い、苦しい時こそ利他の生き方が生命力を活気づかせます。自分に満足できる生き方は利他行により可能になるでしょう。
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