辛いことを乗り越え心は強くなる
相田みつをの言葉に「悲しみや苦しみを耐え忍んで、いのちの根は、深くなっていく」 があります。
「辛いことを経験して、心は、深く、透き通って強くなっていく・・・」
そして、辛いことを体験したからこそ、同じように辛い思いをしている人の心の痛みが分かり、共感力が高まり、思いやりのある優しい心に深化していきます。
人と心の深いところでつながることができるのは、辛さや悲しみに共感できたときです。「あの人は、自分の辛さや悲しみを分かってくれた!」そう思えたとき、心の底から嬉しいものです。
私は人との温かいつながりが、幸せの源泉だと思うのですが、そうだとするならば、辛い体験をした人ほど、悲しみにくれる経験をした人ほど幸せになれるではないでしょうか。
なぜなら、辛さや悲しみを体験している人ほど、同じ辛さや悲しみを味わっている人に共感できるからです。そして心の深いところで、人と温かくつながることができるのです。
「辛いことを経験したからこそ、人と深いところで、温かくつながることができる、幸せになれる」
その辛さを受けとめ、乗り越えたとき、今よりもっと優しくて素晴らしい人になれるのだと思います。
ここで、運や人を責めることばかりに、心のエネルギーを使ってしまってはいけません。大切なことは、辛さを乗り越えるとき、受けとめるときに、人の助けを借りてもいいことを忘れないことです。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント