スーパームーンで想う
「スーパームーン」は比較的最近になって占星術から生まれた言葉のようですが、天文学ではこの状態をなんと呼ぶのかというと・・・これといって特別な呼び名はなさそうです。天文学的には「スーパームーン」の状態も、普段の月と変わることのないただの満月、ただの新月なのです。
「今年一番地球に近い満月」
2020年4月8日11時35分(日本時間)、日本では昼間なのでこの瞬間を見ることはできませんが、月は満月を迎えます。その8時間半ほど前の4月8日3時9分に、月は今年2020年で最も地球に近づきます。いわゆるスーパームーンと言えます。
「物理の法則」
宇宙、つまりこの世で起こってる全ての現象は極めて物理的な法則によって成り立っていて、ああすればこうなる、こうすればああなるという法則が存在します。そこに誰の意思もなければ、誰の意思を持ってしてもこの法則は変わらないのです。
人間関係でも宇宙の出来事と同じで、ある所で星の大爆発が起こっても、他の所では何事もなかったかのように平然としてられますし、同じ様に人間社会で何か騒ぎ立てた所で、全ては一過性のものに終わってしまうのです。
新型コロナウイルスの感染拡大により、日本でも緊急事態宣言が発出されることになりました。先が見えず不安な日々が続いていますが、地球の歴史をみても、数千万人の命を奪った「スペインかぜ」があります。現在の新型コロナウイルスは、スペインかぜが参考になると思います。
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