郷土愛について
郷土への愛があるから、私たちは、幸せになれるのです。郷土が与えてくれる恵みがあるから、人は生かされるのです。
こだわりを捨て・・・執着心を捨て・・・過去からの因縁、因習、わだかまりに囚われずに、現実を直視し、何が、今、正しくて、なにが、今、必要なのか、それを見極めることが大切で、それが郷土愛です。
その土地に住む者には、長い歴史と伝統があります。文化があります。生活があるのです。生まれ、育ち、生活をし、そして、子供を産み育て死んでいく・・・郷土には、人生の軌跡・・・自分が生きてきた証があるのです。
昔は、どこにでも、世話役がいました。店子と言えば子も同然と大家が何くれとなく、世話を焼いてくれたものです。人情がなくなったのです。それは、土地に対する愛着がなくなったからです。
地域社会で人々が、助け合う・・・それが互助の精神・・・民主主義の原点です。
自分の一生を終えても悔いのないところを見いだせた者は、しっかりと大地に根を張ることができる。。。自分を生かし、家族を育て守っている大地、土地に感謝することです・・・自分の郷土を愛することです。
今、自分が生きていられる大地、土地に、感謝する気持ちがないから、傲慢になり、愛する気持ちがないから、土地を汚すのです。
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