生きた証を残す
「生きた証を残す」
生きた証を残すというのは、名誉や財産を残すことではありません。社会に役立ち、人の生活を豊かにする、それが“生きた証を残す”ということなのです。
人間として生まれ、自分がこの世に生きた証を残していきたい・・・後世の人に何かを伝えていきたい・・・と願うのが、人間として自然な姿だと思います。
家庭を大切に守っていく、社会や国のために、あるいは、人類や世界のために貢献していく。。。自分のためにではなく、人のため、社会のために自分の力を尽くすことが、自分がこの世に生きた証を残すことになるのです。
人を喜ばすことによって、自分の存在が認識されるのです。生きた証を残すことができるのです。自分のためにだけすることは、人が喜ばないので、自分の存在が認識されず、自分が死んでしまえば何も残らないのです。
誰かを喜ばすために、私達は生きているのかもしれません。自分のためにだけではなく、人のために何か役立てたいと思ったならば、長い人生があるとは思わずに、いつ死んでもいいように、日々少しずつでも誰かを喜ばすために生きていくことです。そうした積み重ねが素晴らしい、人生となっていくものと私は思います。
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