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2020年2月10日 (月)

自然に感謝

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八王子市内を望む2

人類はその自然から学び、自然から恵みを頂き、自然に育てられて「今」があります。だから、昔の人達は「自然への感謝」を忘れませんでした。

これは世界中で同じだったのではないかと思います。しかし、工場による近代的な大量生産と、大量消費が始まり、人々の意識や生活が自然から離れるに従って、人々は「自然」を人間に管理されるべき「資源」として考えるようになりました。

また実際問題として、そう考えないと、人が自然に感謝することを忘れると同時に、自然に対する乱獲や、乱開発や、ひどい搾取が行われるようになりました。そして自然がボロボロになって、その自然に支えられている人間の生存にまで影響が及ぶようになって初めて、「自然を保護する」という考え方が生まれました。

でも、現代人が考えている「自然保護」は結局は人間のためのものです。自然がなくなっても人類が生き残る方法が見つかれば、博物的な価値を残すために自然を保護しようとはするかも知れませんが、それはもう「自然」ではありません。

「自然」とのつながりを失ったら、人類は「人間」ではなくなってしまうのです。自然保護区や公園や動物園にしか自然がなくなり、人工的な環境の中だけで人々が暮らすようになってしまったら、人間はその「人間らしさ」を維持することが出来なくなってしまいす。

現代人は「自然から切り離された人間」をイメージすることが出来ますが、でも、実際には人間を自然から切り離すことは出来ません。なぜなら、人間は生命活動によって支えられているのですが、その生命活動は自然との関わりによって調節され、育つようになっているからです。


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