思いやりの心を育てる
「相手の立場に立って考えることが良い人間関係を作る」
なぜ自分のことしか考えない人間が多いのか・・・
現在の人間社会に生きる人は、自分のことで精一杯なので他人のことを考える余裕はなく、他人のことにかまっている暇はないと考えて生きています。「人の幸せを願う心」、「自己中心、自己絶対視を改める心」、「正しい判断力」、「良き社会人として通用する自立心」の教育が未熟?なのです。
いま、テレビや新聞のニュースでは、偽装事件や詐欺事件、薬物中毒や殺人事件などが日常茶飯事に起きています。これらの原因は、すべて人間の自己中心的な思いから引き起こされたものであることは、容易に判断することができます。
現在の社会問題を解決するためには、今の教育のやり方を、根本から変えなければならない時期に来ていると思うのです。
相手の立場に立って物事を考えることが大事
私たちは子供の頃から、競争に勝った者が優秀であると教えられ、競争に勝つことで人からほめられてきました。
しかし、冷静になって考えてみればわかりますが、競争に勝つということは、他人を倒して自分が優位に立つということであり、極端に言えば「自分さえ良ければいい」という考え方なのです。
そのことが自分勝手な人間を育て、自分が勝てれば他人はどうなっても良いという、自己中心的な人間を育てる結果になるのです。
人の痛みがわかる「優しい心の育成」
挨拶の励行と、「感謝の心」「慈愛の心」「敬いの心」「許しの心」「詫びの心」の五つの心を育てる・・・ことが大事なことと思います。
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