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2020年1月 3日 (金)

人生峠で思う

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人生という一本道を歩いていけば、頂上を過ぎ、やがて下り始める。。。

峠は・・・下り方はさまざま、さらに上ろうと努力する人もいれば、状況を受け入れて歩み方を変える人もいます。今や人生100年時代で、下り坂は長いものです。

人生どう下ればいいか?
人生における「下り坂」の時期も、過ごし方次第で楽しいものにできる。。。人生の坂を下るにあたっては、これまで大事に握りしめていたものをだんだんに手放し、あきらめ、忘れ、そして捨てていくことも必要と思います。それはたしかに寂しいことです。

しかし、執着を捨てることは、真の自由と表裏一体になっていて、「下り坂もよし」と思えたとき、これまでの「あれも欲しい、これも欲しい」の欲求に突き動かされた生活とは違う、研ぎ澄まされた生き方が、出来るようになるだろう」と思います。

私たちの先輩には、苦しさを背負っていても、笑顔を喪失してしまわない人達がいます。それは、本当に凄いこと思います。「凄い」と言って語弊があるなら「尊い」というべきでしょうか・・・。

人が生きて、生き続けるということは、とても尊い。

若者が可能性や万能感によって飛翔するのも、中年がディフェンシブに人生を堆積させるのも、どちらも捨てがたく尊いものです。つまり、社会的成功のなかで生きていく人生も、社会的不遇のなかで生きていく人生も、どちらも尊い・・・個々人が紡ぎ出す人生は、どれひとつとして同じではなく、それぞれの人が、それぞれの宿命を抱えながら生きていて、どれも重いことだと思います。

 

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