リスクコミュニケーション
安心・安全な暮らしは誰しもの願いです。
安全、安心とは、広辞苑では、安全とは「安らかで危険のないこと。平穏無事。物事が損傷したり、危害を受けたりするおそれのないこと。」安心とは「心配・不安がなくて、心が安らぐこと。」と説明しています。
「安全とはその時点、時点において科学技術に裏づけされた客観的なもの、また、安心とは自らの理解と納得に基づく主観的なもの」といえます。
リスクコミュニケーションの大切さ
リスクコミュニケーションとは、あるリスクについて関係者間で情報を共有したり、対話や意見交換を通じて意思の疎通をすることです。それによって、リスクに関する相互理解を深めたり、信頼関係を構築していきます。
私たちは日常的にも、リスク情報の受信者でもあり、発信者でもあります。例えばテレビを視聴していて「緊急気象情報」や「緊急地震速報」が放送中に流れ、何の予告もなく受信者になることもあります。
リスクコミュニケーションは、一方的な発信だけを指すものではありません。情報というのは発信者がいれば、当然ながら受信者がいます。
一般的に情報の主たる発信者は、行政やメディア・専門家などが担っている傾向があります。そしてその行政やメディア・専門家などが、利害関係者(一般の人々)に発信するという場合が多く見受けられます。
しかし、情報の受信者側も意見を表明したり、関心を寄せるということがあります。このような場合も、広義の意味ではコミュニケーションとっているといえます。リスクコミュニケーションとは、一方的な情報の発信や受信だけではなく双方向的な意思疎通なのです。
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