飾らない人間
世の中大概の人は、他人と接する時に何らかのカッコをつけるところがあります。
見栄・・・
自分を良く見せたいと意識的に思っているのは、まだ救いがあるのですが、無意識の部分でも何らかの形で自分を良く見せたいという欲求が人間にはあります。
人はみな、それが世間では当たり前だと思っている、本当の自分、自分の心を素直に出した自分と、自分が作り上げている自分とが違う・・・どっちが本当の自分だ?という事になるのです。
世間での自分のイメージを崩さない為には、作り上げたイメージの自分を演じ続けなければなりません。そのうちそれが本当の自分だという風に、思い込んでしまうのです。
これはやはりしんどいことです。相手にも本当の自分が伝わらないです。もっとも本当の自分を出すと、色々支障が出ると思い込んでいるので、自分を作り続けているのです。
でも、こういうことは見る人が見ればすぐに分かるし、そうでなくてもいつかバレるのです。
いざと言う時に
大体人間いざと言う時にその人の本性が出るのです。日頃カッコ良い事を言っていても、いざとなると、周りの人を裏切ってまで、自分を守ろうとする人間は世の中に多くいます。作り上げられた自分は、いざとなるとあっさり捨てられて、他人はともかく、自分を守ろうという醜い本性が丸出しになるのです。
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