後期高齢者なって思う
後期高齢ー82歳。
辛いか?楽か?と考えてみると、どっちでもないである。。。しかしまぁー「今を大事にする」ことだと思う。どうしても80歳を過ぎると一日一日の過ごし方がかなり辛くなることもある。
人にはなかなか言えないけど。。。食事、排せつ、睡眠すべてに、健康を保つ努力が必要になり、目も耳も遠くなる。そして「五感の機能が落ちたなぁー」と、情けなく感じることもある。
自然現象を察知して感動を得ることも少なくなる
例えば鳥や秋に虫が鳴くのも、昔ほど鋭敏に感じ取れない。何とか今日という日を越えて明日を迎えて、またその日を越えて・・・「長生きはいいね」とはとても単純には言い切れない。
昔は認知症という言葉もなく、老人病といっても60代までの話。80、90まで生きた人間がどうなるかは未知の世界だった。今では、医学が進歩して、100歳を超えた人間を生かしておくすべを持った。良いとも悪いとも言えない。
科学をとにかく進歩させようと、皆でそっちへ努力してきたんだから・・・
あらゆる手段で延命を希望しますか?と聞かれたら・・・むりやり生き永らえるのは反対なので、いよいよの場合、延命しなくていいと回答しますが・・・。
今、ぼやーっと生きるわけにはいかない。
人生観も変わったが、苦虫かみつぶしているより楽しい、面白い、と思っていた方がいい。長く生きていて、前向きな方が楽だし幸せだ。子供・孫達も元気だし。。。そして今、自分に出来る社会奉仕で、喜びを感じている。。。