自分ひとり町ではない
毎日ボランティアで、私の近くの湯殿川河川管理通路のゴミ拾いをしているが、今年の大型連休中は、タバコの吸い殻のポイ捨てが少ない。
連休中は、サラリーマン・学生など通行人が減って、ゴミの量が比例して少ない・・・
「ゴミのポイ捨てはしない」「我が町を環境から守ろう」と、八王子市・保健所・国土交通省などに相談し、「ゴミ捨て禁止」「犬の糞は飼い主の責任」などのポスターを設置してきたが、一向に減っていない。
「マナーから、ルールへ。厳しいのは条例ではなく、モラルをなくした現実。」
確かに、いろいろなところで「環境の保護」・「マナーの尊守」の活動が見られるが、日本人の感覚がこれまでか・・・と思うことがある。
年々喫煙者の肩身は狭くなっていることは間違いない。家では家族で禁煙区域に指定・・・これでは、タバコを吸う場所がない。すっかり締め出されてしまった。
煙草は健康を害する。またその煙を周りの人にまで吸わせる事は良くない、そのぐらいの理屈は中年にも解る。家・駅構内の禁煙、禁煙の飲食店の増加、ポイ捨て禁止等々、不承不承従ってきたのは分かる。
また、たび重なる値上げ、足りない税収はとりあえず喫煙者からふんだくっといてやれ的な、安易で不当な値上げにもじっと耐えてきたのも分かる。
だが、「厳しいのは条例ではなく、モラルをなくした現実です。」 その通りであると思う。悪癖をやめられないのは・・・モラルの目にあまる悪化のためやむなく取り締まりとなったのだ。
自分の家の庭に、またベランダで吸って、「ポイ」と捨てますか?自分たちが住む町なのだから自分たちで、ポイ捨てで町を汚さないこと分かって欲しいものである。自分ひとりの町ではないのだから・・・平常出勤に戻って、タバコのポイ捨てが・・・
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