自然の季節感を味わって暮そう
「青若葉 胸いっぱい 息を吸い」
「薫風に 身体まるごと ゆだねけり」
季節感も味わえない一年を過ごしてしまい、「あっという間に一年」では?
かつては、生きものを慈しむ心や、いのちを感じとる感性、自然の不思議さや偉大さ、自然環境を維持していく知恵などを、自然とのふれあいから学んでいました。
しかし、社会が変容してしまった今日の日本において、都市の子どもはもとより、農山村の子どもですら自然とのふれあいがめっきり減ってしまいました。
『人生急がないでもいい!』
今の世の中スピード時代です。「ゆっくり生きる」ということが苦手な人が多いように感じます。どこにいても答えが分かる世の中です。私たちもすぐに結果を求められることが増えてきました。
だからでしょうか、いつも何かに追われるように感じてしまう。じっくり、季節感を味わって生きたいものです。ゆっくり生きる方が、人生をよりよく味わうことができると思います。
たしかに便利になりました。でもね、簡単に手に入れたものは手放すのもまた簡単。いたるところに表面的、即席が溢れています。生き方や幸せまで同じように考えてしまって、ゆっくり生きることができないです。
ゆっくり、自分のペースで季節を味わって生きる心の余裕を持ちたいものです。急がず焦らず、丁寧で穏やかな暮らしをしたいものす。
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