思いやりの行動
「あの人は自分がボロボロになってまで、人のために尽くしている」
そんな人物を目の当たりにしたり、話を耳にしたりすると、多くの人が「なかなかできることではない」と、その姿を高く評価することでしょう。
確かに、その通りです。
世の中すべての人が「自分さえ良ければ、他の人はどうだっていい」と、自分のことだけを考えて生きていては、思いやりのある平和な地域社会にはなりません。そして、日本においては特に、自己犠牲の精神は「美しいもの」として語られることが多いのではないでしょうか。
でも、考えてみますと、誰かの幸せのために、自己を「犠牲」にすることは、本当に「もっとも望ましい」生き方ではしょうか?
私は思いやりの行動は、今、自分のできる範囲内でいいと思います。
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