選べる道は一つだけ?
私たちには、常に、たくさんの道があり、今まで歩いてきた道程から、3つにも4つにも分かれているけど・・・自分は、1人しかありません。
選べる道は、たった1つだけ?なのかと思い悩まされます。そして進んだ後の結果はわからない。喜びも悲しみも理解できてしまうこの心に、深い不安を覚えたりすることもあります。
自分の生き方は間違っているだろうか?悩みは、尽きなくなってしまいます。そんな時には、高村光太郎の「道程」の一節を思い出します。
「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。」
どこかにたどり着くために、成功するために、誰かがある道を近道だと言っても、多くの成功者が通っていった道があると言っても、誰かが歩いた道などなぞらえることはできない?
それどころか、私たちは、どこかのゴールに立つために生きるのでさえないはずだと!そこへたどりつくまでの道を、自分にしかないやり方で、自分にしかないルートで形作っていくこと!
それが人生であり、自分そのものではないかと?自分が歩いて行くのは、誰も通ったことのない、1本目の道。
だから、誰にも否定できないし、だから、誰にも奪えない大切な道です。
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