助け合い大切さ
人は信頼関係をどう築き上げ、自分のコミュニティを形成していくかというのは生きていく上で何よりも大切なことです。
日本は今、物質的な豊かさを享受できている一方、誰とも縁のない人々が増えて、いわゆる無縁社会と呼ばれる状況にあります。
これをなんとかして、お互いが助けあって真に喜べるような社会へと変えていくことが、とても大事なことと思います。
私たちは、人との関わりの中で生活しています。相手の特徴、立場や意見の違いをお互いに認め合うことで、心が通じ合い、信頼が生まれます。
信頼関係が築かれると、互いに助け合い、自分が困ったときにも支えになってくれ、真の友情を育てていくことができます。
子供のときから、助け合いの大事さを・・・
本当の友達とは、困難に出会ったときこそ真価が問われる。困難に直面した際、互いに信頼し、支え合い、苦しみを共に乗り越えられるのが本当の友達です。
小学生の児童は、最も活発に活動し、行動範囲や対人関係も広がり、友達とのトラブルなども増えてきます。
また、まわりの状況を理解し判断する力や内省する心も育ち、自主性の芽生えなども感じられるようになってきます。
このような点からその後の社会生活を支えていく基盤作りのために、心豊かに人とかかわる心情を育成していくことが、とても大切なことです。