年寄りの焦り
老齢期は、人生の集大成の時です。
しかし、高齢になると生きることの難しさ、虚しさが如実に現れると、物の本に書かれていましたが・・・私も、年老いて実感しています。
年寄りの焦り・・・
新しいことをするためには、気力も体力も残されていない・・・同じ事を同じようにしようとすれば、若い人間には、太刀打ちできません。
それは、取りも直さず生きることの意味を、改めて考えさせられる時期でもあるからで、年をとると言うことは、ある意味で残酷なことです。
日常のことで、今まで出来ていたことも、出来ないことが、一つひとつ増えてゆく…変化に対応ができないことで…焦りを感じるようになってくるのです。当然、未来への希望や可能性が狭まっていくのです。
年寄りの人間としての財産・・・
しかし、一方において、年寄りには、生きてきた蓄積があります。それは、人間としてかけがいのない財産です。
その財産は、人徳として昇華されたものです。ゆっくりと、自分の財産を社会に還元すること・・・これこそ、年寄りの生きがいとなると思うのです。
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